カラーワークって結構深いです | 「ビジネスにカラーの力を」全国対応 ビジネスカラースクールのブログ

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ビジネスに色彩マーケティングを取り入れたい方へ
大阪・心斎橋にあるカラースクールです。
あらゆる分野で活かすことのできるカラーの知識・技術が、
ビジネスシーンで使えるレベルで身に付きます。
カラービジネスの現場に一番近いカラースクールです。








カラーのプロを養成する講座では、ワークを何度か取り入れます。
特にパーソナルカラーコンサルタント(似合う色を分析し提案する専門家)の養成時は、

ワークを多めに実施します。
この講座を受けた人全員にやってもらうワークもあれば、

人によって内容を変えたりもします。


なぜこの講座でワークを多く実施するのかというと、

ファッションカラーの提案をするには、

本人の色使いが素敵でないと説得力に欠けるからです。



場合によっては訓練して矯正し、思う配色が作れるようにしていきます。

例えばこんなワークをします。


①イメージを表現する配色作り
「キュート」「カジュアル」「エレガント」などのイメージを配色で表現してもらいます。
意外とそのイメージとはかけ離れた配色を作る人は少なくありません。


②好きな色の選定と表現
とにかく好きな色をカラーカードから選んでもらい、

好きな大きさとデザインで貼付していきます。
その人の思考と感覚の特徴を見ていきます。


③バランスの良い配色作り
作った配色をよりセンスの良いものにするには、

どこをどう調整すれば良いかを探っていきます。


④自分の配色のくせをあぶり出すワーク
得意な配色と不得意な配色を見つけるワークです。


これらがそれぞれどんなシーンでどれくらい役に立つのか・・・



①イメージとは抽象的で分かりづらいもので、その認識にも個人差があります。

ですが、

「こんな色使いをすればエレガントになります。」
「こう組み合わせるとモダンになります。」

というルールのようなものが存在ます。

色を使った仕事をする人には欠かせないスキルで、

そもそもここがズレていると、提案もズレます。


②色選びの特徴から、自分の嗜好も見えてきます。

単にこの色が多い、この色が少ないということだけではなく、

心理的な部分も推察することができます。

また、苦手な色を知ることで、その部分の提案力を伸ばすこともできます。


③色を扱う仕事をする人で、この部分が苦手な人は多いです。

理論が分かっていても、センスの良さが感じられたら、

とっても説得力がありますね。

また、人にセンスを指導する場合は、自分自身ができなければいけません。


④条件提示されてその通りの配色が作れることは、

カラーリストであれば持っているべきスキルになります。

ただ、誰しも得手不得手があり、苦手な配色パターンがある場合もあります。

それでも、色の専門家であれば、いずれの条件配色もできないといけません。

それが色の専門家。

このワークでは、苦手な配色をあぶり出すだけでなく、

なぜそれが苦手なのかということろも掘り下げることができます。



いかがでしょうか?

色のワークと言ってもこちらはほんの一例です。

一般的なものもあれば、当社独自で考案したものも多数あります。


感覚的だと思われやすい色も、理論的に分析していくと、

面白いことが見えてきたりします。