こんにちは。スタイルクリエーションです。
七夕ですね。
今日は七夕の歌についてご紹介します。
1.ささの葉 サラサラ
軒端(のきば)に ゆれる
お星さま キラキラ
金銀砂子(すなご)
2.五色(ごしき)の 短冊
わたしが 書いた
お星さま キラキラ
空から 見てる
七夕飾りの竹笹が、縁側の軒下でサラサラと揺れている
空には、お星様が、金銀の細かい砂のようにキラキラ光っているね
七夕飾りには、私の願いを書いた五色の短冊が下がっている
そんな私の七夕の様子を、お星様が空から見ているよ
というような歌詞の意味ですね。
【金銀砂子】というのは、
蒔絵や色紙、ふすま紙などの装飾に用いる、金銀の箔を細かい粉にしたものの呼び名で、伝統的工芸品で使用される用語だそうです。
天の川のキラキラとした様子を例えているのでしょうね。
そして、【五色の短冊】
こちらは、中国の陰陽五行説に由来し、「青」・「赤」・「黄」・「白」・「黒」が使われているといわれています。
青が緑の「木行」、
赤は炎の「火行」、
黄は大地の「土行」、
白は土に埋まっている金属の材料となる鉱物の「金行」、
黒は命を育む水の「水行」
を表している。
ですが、この五色に後から全てをまとめる「色」として、古くから「最上の色」と言われていた「紫」が加わり、その代わりに黒が使われなくなっていったそうです。
また、ほかにもこんな説があります。
青は織り姫の色であり、ベガという星の色、
黄は彦星の色であり、アルタイルという星の色、
赤は夏の代表的な星座、さそり座の星アンタレスという星の色、
白は天の川、
黒は夜空の色
を表している。
ところが黒はちょっと縁起が悪い、と言うことで紫色に置き換えられたそうです。
ところでなぜ織姫様と彦星様が年に1度七夕の日だけしか会えないか・・・
『天帝の娘である織女は、機を織るのが仕事でした。
仕事ばかりする織女を心配した天帝は、娘を天の川の向かい岸にいる牛飼いと引き合わせました。
すると二人は恋に夢中になって、結婚後も仕事を全くしなくなってしまい、
それをみた天帝は怒り、二人を天の川の両岸に引き離してしまいました。
嘆き悲しむ二人の様子を哀れに思った天帝は、一年に一度、7月7日の夜にだけ会うことを許しました。』
と、こんなエピソードがあるのです。
今日はあいにくのお天気ですが、織姫と彦星は会えるといいですね・・・