進路を考えたのっていつですか?
人生に何度か訪れる進路選択のタイミング。
10年、20年前にに比べると、今は平均的にそのタイミングが増えたように感じます。
自分自身が初めて進路を考えたのは中学2年くらいでしょうか。
高校をどうするかみたいなところなのですが、
私はバスケットボールがしたかったので、
その当時、大阪で1番2番を競う強豪校に入学したかったんです。
ただ、そこは私立。
お金がかかるし、決して裕福な家ではなかったため、公立に行くことにしました。
でも、大阪の私立受験はその強豪校にしたんです。
でも、これがもめ事の原因に。
自分の偏差値よりは随分と下げる選択となりました。
私自身それは気にならなくて、むしろ万が一公立がダメだったら、願ったり叶ったり。
しかし、
三者面談で母に激怒され、先生も困り、追加で和歌山の進学校も受けることになりました。
そこは興味はまったくなかったのに。
そんなこともあって、公立をどうするか問題。
その時の学力を活かすなら、進学校という選択になります。
でも、その学校はバスケが強くない。
絶対にバスケが強いところに行きたい私。
というのも、小学校のミニバス時代に強豪チームでプレイしていたので、
中学はそこまでバッキバキじゃなかったから、高校では爆発したかったんです。
ということで、公立の女バスが強い学校を第一志望とすることに。
はい、ケンカ。
めちゃくちゃ怒られました。
それが私の希望なのに。
半ば先生にこっそり希望を通してもらう形で、先生に迷惑をかけ、
母の希望する進路にしなかった私。
今となれば、私の学力を最大限に活かそうとしてくれていたことは分かります。
母なりの良かれと思ってがずっとあったから。
でも、それは私の希望じゃなかったんです。
私は本当にバスケが大好きで、寝ても覚めても考えてしまうし、
ノートにはフォーメーションを考えて、書きまとめて、
一人で戦略を考えることがもう最高に楽しかった。
5人チームで勝ちを取りに行くバスケは、いろんな戦い方があります。
どんな5人かによって、その戦略を変えることができる。
ミニバスは小学生チームなので、個人の運動能力が大きく影響しますが、
それでもチームで勝つことの楽しさを、その時の私は感じていました。
小学校5年生の時に一番実感したかな。
身長をはじめとする体格のバリエーション、運動能力、身体能力、
理解力、感性、感受性、イメージ力、コミュニケーション力、
観察力、集中力、協調性、リーダーシップ、勇気、優しさ・・・
こういうのが必要なスポーツがバスケットボールだと認識していた私は、
それを踏まえてチームのフォーメーションを考えることがとても好きで楽しかった。
特にセットオフェンス。
この戦略でいけば、「こんなチームにも勝てる!」って、
しょっちゅう一人でワクワクしていました。
続く