必要性に迫られて下さい。
本当にこれです。
色彩検定で覚えるのと、実務で使うことは、一度切り離すと良いです。
試験に合格するためには、図解でも、暗記でも、
得意な方法でその時だけ暗記できたら問題ありません。
実はここで目的を見失って不合格になる人がいます。
試験は、そのほとんどが、合格することが目的です。
そんな時に、理論をバッチリ頭に入れて問題に当たらないといけない・・・
など、思う必要はないです。
○がもらえたら、どんな方法でも良いんです!
ですが、それと実務で活用する際の理解はまた別です。
理論をしっかりマスターしていく必要があります。
でないと、仕事にならないことも多いです。
開発やプランニングをする時、講師業をする時は、必要になります。
ここでは、しっかり覚えていきたいものです。
だけど!それでさえ、コツがあります。
必要な部分だけ準備をするんです。
これが非常に大切です。
「次の授業でこの部分を教えるからここだけしっかり準備しよう!」
「インテリアプランニングで次はここのカラーを選ぶけど、
その時に使う見本にマンセル値があるから、値の読み方だけわかるようにしよう!」
こういうことなんです。
なのに、その範囲外のことまでばっちりにしないといけないって思う人が、
非常に多いです。
それは、もう、おやめ下さい。
それなら他にやるべきことがあるはずです。
少し話は変わりますが、外国人の人を好きになった時に、
その国の言語をマスターしたいと思いますよね?
そんな時に、その言語の政治経済の単語から覚えていきますか?
伝えたい会話に関することから身に付けていきませんか?
仕事も同じです。
試験が終わって、カラーの専門家としてバリバリと実務で実績を作りたい人は、
必要性にかられる状態を自分で作ってでも仕事経験を重ねていって下さい。
実務に携わることが、唯一カラーリストとしての「仕事力」を高める方法です。