もう、言い訳できない時代になっています | カラーマーケティングで売上アップ! 色彩ビジネスコンサルティング

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。



あれがわかりません
それは教わってません
知りませんでした

これ、今ってもうほとんど通用しなくなってきています。
なぜなら、情報収集がとても簡単になったからです。

上記のような言葉を口にしてしまうと、
「この人、与えられるのを待ってるんだなぁ。」つて思われてしまいますよね。

自分で調べればわかることを、
人に時間を割いてもらって教わるという時代ではなくなりました。

相手の時間も奪いますからね。

最低限、自分でできることをした上で持ちかけたいものです。


昔、学生時代にね、アルバイト先の飲食店でこんなことがありました。
その店には大学生のアルバイトが何十人も働いていて、
社員を合わせると、週末なんかは、百名以上が出勤していました。

私が所属していた部署も、全体で数十名の在籍があって、
社員、アルバイト関係なく、トレーナーとトレーニーがいました。
仕事に慣れてきて、自分もトレーナーになり、
トレーナー同士だけがするような会話も多くなってきた頃、
トレーニーの言動が、よく見えるようにもなってきました。
人によって言葉に差があるんです。

「それは教わっていませんでした。」
と、同じミスに対して平気で何度も口にするスタッフ。

「どうせ私にはできないんで。」
と、拗ねるスタッフ。

「悪気はなかったんです。」
と言い訳するスタッフ。

どれも、言葉が残念です。
これは、同列を比較する状況が生まれた時に、
よく見えるようになってきますね。
トレーナー同士で、その言葉が出てくる背景や、
どのように育成をしていくと良いかという話なんかもしていました。
今となってはとても良い経験です。

でもこれって、学生アルバイトの話だけではないと思うんですね。
大人だって全く同じ。

自分の機嫌を態度に出す。
自分の仏頂面に気づかない。
そして、
できない理由を探して言葉で正当化する。

これらは、本当に気をつけないといけないです。


今の時代、同じ会社で働くという形だけではなく、
各種のコミュニティーや、プロジェクトチーム、
なんとなく集まったメンバー等で仕事をすること、
協業する事も増えました。

そんな時、上に書いたような残念な言葉を使ってしまうと、
周りの雰囲気を悪くしてしまうんですね。

自分の態度や言葉って、それぐらい影響力があるものだって、
自分自身、気付けるまでに時間がかかりました。

その間、印象だけでなく、信頼も落としてしまっていたなと、
今なら痛く理解できます。

自分では気づかないことで、信頼を下げてしまうことって、
日常の中で結構多かったりするんですよね。

だから、私は、自分に対して複数の人に、
見張り番をお願いしています。

弱いし甘えが出るからです。

傲慢になったり、人に迷惑をかけていたりすると、
日常の言動にもそういう甘えが必ず漏れ出てきます。
自分でも常に気をつけるようにはしていますが、
自分以外の人にもサポートをお願いしています。

もっともっと成長もしたいし、多くの人と一緒にチャレンジもしていきたいので、
我を振り返ることから目をそらさずにやっていきたいんです。
しんどいですが。


言い訳できない時代になりました。
一番言い訳したくない相手は、
自分だなぁと思います。