【パーソナルカラーの落とし穴】 | カラーマーケティングで売上アップ! 色彩ビジネスコンサルティング

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。



この辺を疑問に思っている人もとても多いですよね。

●ウィンターは黒目が黒い
●スプリングは目がキラキラしている
●肌が黄色いとイエローベース
●色が白いとスプリングかサマー
●血管が青か緑かでベースが分かれる
●茶髪が似合うからスプリング
●濁り感が似合うからサマーがオータム

これらはかなり根拠が曖昧なんですね。
パーソナルカラーを分析するときは、
相対的に行うことが前提です^_^

だから、何か、不動の比べる基準があって、
そこに対して目が黒いとかキラキラしているとか、
それもどの程度の差でそう見えているのか、
そういう方法で判断をしているのなら
まだ多少理論的と見ることができなくもないです。

でも、不動の基準がないのに、
あなたは目が黒い
あなたは目がキラキラしている
っていうのは、一体何を根拠に?かな?

これ、セルフチェックでも横行していますが、
はっきり言ってしまうと、自己診断はほとんど不可能なんです。
ほんとはね。

だって、目の色や髪の色の基準を設けていないですもん。

色の専門業である私たちは、
人の身体色を毎日のように分析するような仕事をしていて、
それでもやはり不動の基準は使います。

それが三属性や清濁。
そう、色彩学です。
普遍的な基準です。

これがあるから相対的に分析ができるのです。
定量化できるからです。

パーソナルカラーって、しっかりと学問を積んで
その理論をマスターした専門家にしか
本当は診断できません。

これから、そういった動画も発信していきます^_^

気軽に楽しめるのはとても良いこと。
だけどそれで素敵になっていなければ本末転倒。
私たちはそう考えています。

ちょっと怖かったですかね。
ごめんなさい^_^

でも本当のことです。