清濁は全てのシーズンに タイプ分けの真実 | 色彩戦略・色彩活用 色彩ビジネスコンサルタントのブログ

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。



パーソナルカラー4シーズンの全てに、清色と濁色があります。


特定のシーズンに分かれて存在しているわけではありません。


私は、これが、学んだ当初かなり疑問でした。


人の身体色は、明確に線引きできるものではないのに、


ベースや明度彩度はもとより、清色の人、濁色の人みたいになっている理論。


どう考えても、理論がおかしい。


でも、学習中の私がそんなことを言っても、なんにもならないことは分かっていました。


なので、自分が根拠をもってそれを理論化できるように、


また、それを言う時に、言えるポジションにいられるように、


とにかく力を付けようとしてきました。


サマーにも清色が似合う人がいます。

スプリングにも濁色が似合う人がいます。


それだけではありません。


清濁に影響を受けにくい人もいれば、

属性の特徴によっては、清濁の得意がわかれる人もいます。


例えば、


高明度は清色が映える

低明度は清色だと尖って見えるので濁色が馴染む


あくまで一例です。


パーソナルカラーは、ピシッと線引きできるものではないんです。

結果、タイプにはまりやすい人もいるし、そうでない人もいる。


ラインやデザインも同じです。


基本的に、明確にタイプ分けができるものではないです。


できるものと思っていると、理解が難しくなってくる。


そもそも皆を明確に分けられるものではないんです。


だから、その条件を正しく前提にして行う診断や分析は、


誤診などは生みません。



ちなみに、会社員として、皮膚科学を扱う会社で勤めていた経歴があり、

パーソナルカラーの学習の中で学ぶ肌理論よりも、

自分が知っていた皮膚科学の方が詳細だったと言うことも、

私がこの部分に大きな疑問を抱いた原因の1つになっています。



今回は、以上となります。


少し難しかったでしょうか^^