カラーもデザインも、タイプを分けて分析とアドバイスをするもの。
今の日本ではそれがスタンダードです。
そういう前提や状況があって、
それでもなおのこと私は個別化にこだわります。
なぜかというと、
タイプ分けをやってきたからです。
その上で、「自分は」タイプ分けに魅力が残らなかった。
自分自身がやりたくないと思った。
これが答えです。
理屈っぽい人間なので、
まったく同じタイプの人間がいない中で、
より良い状態を作っていくのに、
その他の人と同じパッケージで提供することに、
自分は魅力を感じられなかった。
そして、必ず、絶対、私のお客様を素敵にしたかった。
それをしようと思ったとき、
タイプ分けでは提供できないことを自分が実感したのです。
それはそれを魅力と感じて、良さを伝えられる人がやればいい。
私はそこに微塵の疑いもなくできない。
目の前のその人はその人だけだから。
私がやりたいコンサルティングはそういうもので、
その人を、その人の特徴や事情に合わせて表現すること。
それを限りなく理論化すること。
いまだ理論化が難しいところも残っています。
それでも、
その人をその人ありきで素敵にする方法は、
うちはめちゃくちゃ考え抜いています。
似た人を量産するのではなく、
オリジナルを活かす。
それが、スタイルクリエーションの全ての仕事においても
大切にしているところで、得意なところです。