昨日の話です。
ある外部講座で、受講生の方に自己紹介をしてもらいました。
受講のきっかけも話してもらうのですが、そこで出た話です。
元々カラーのことにはご興味があり、講座を探しておられたとのこと。
色んなサイトで講師の写真を見て、こんな風に思っていたそうです。
「カラーの先生って、プロフィール写真がすごい人が多い・・・」
コレ、褒め言葉ではなく・・・です。
鮮やかな服の色、髪の色、大きなコサージュ。
そのインパクトの強さに、「習ったら自分もこんな風に提案されてしまうのかな・・・」
と思ってきた、とおっしゃっていました。
最近は少なくなってきたかな?と思いますが、
でも、正直、まだこういった風貌の方は多いなと思います。
私もそう思ってました。
「習うなら、色使いが上手で、
ちゃんと自分を素敵に見せることを知っている先生から学びたい。」
先輩カラーリストから、こんな話も聞いたことがあります。
「カラー講師の集まりは動物園。」
カラフルさをけなした表現ですよね。
言った人が悪い訳じゃないです。
そんな風に見えてしまっているという現実。
そこには入りたくないなと思っていました。
自分自身は、この仕事を始めてから最初の3年は、
仕事の場面では特に意識して、色のカラフルな物を多用しませんでした。
だからかよく、
「染川先生は、カラーの先生っぽくないですね!安心できます。」
と言われていました。
皮肉なものですよね。
でも、私自身はほめ言葉なので、喜んでましたけれど。
だからやっぱり外見は大切なんです。
外見で判断されるんです。
「見た目に自信がないので・・・」
なんて、言ってる場合じゃないです。
これは、本人さえちゃんと自分と向き合う気持ちがあれば、
いくらでも変えられるところです。
とても大切なことです。