先日、専門学校の授業で、「良い提案」について話をしました。
指導しているのはパーソナルカラー(似合う色)の授業です。
こちらの専門学校ではパーソナルカラー診断が正確にできるようになることを目指すのではなく、
社会に出た時、パーソナルカラーの知識が販売や契約の場面で役に立つように、
実用スキルとして身につけてもらうことを目的として授業をしています。
接客業の中で、いかにこの知識を役立てていくかということを考えたとき、
単に知識習得のために指導するのでなく、
知識を自分の提案で上手く活用できるようにというところまで指導します。
となると、販売や契約での提案時にどのように取り入れていくのか?を
体験型で学ぶ必要が出てきます。
「成果に対して逆算で考える」
カリキュラム作成をする際の一つの方法です。
カリキュラム作成は講師業をする人たちにとって必要業務となるのですが、
得手不得手があります。
カリキュラム作成をしなくてよい仕事だけ請け負う場合は別として、
コンテンツを考え組み立てることは、成果を考えた時、
大変重要な業務となります。
カラー講師になりたい方には、とっても良い講座がありますよ(笑)
ここは自信を持っておすすめさせていただきます。
そして、先日の授業でのことですが、
ビジネスマンとして働く場面で必要になってくる、プレゼン力についても触れました。
その授業用に作成したレジュメの中には、例えばこんなことを記載しておきました。
●接客時のご提案においては、「話す」より「聴く」ことが大事。
聴いて正しく理解することが、「よい提案」につながる。
●そのプレゼンの目的と成果を考える!
なぜそのプレゼンをするのか?どうなれば成功か?をしっかりと正確に把握する。
これ、私のビジネス系講座やコミュニケーション系講座、
カラー講師養成講座を受けて頂いた方はお耳覚えがある方もいらっしゃると思います。
そうです。色んな場面で持っていると役に立つ考え方です。
普段この視点を少し意識すると、取り組みにおいて、希望の結果が得られやすくなります。
講師だけでなく、ビジネスマン全般に共通する考え方ですね。