カラー仕事とその価値 | カラーマーケティングで売上アップ! 色彩ビジネスコンサルティング

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。


染川千惠のCOLOR FUNCTION!



カラーリストとして様々な現場で指導をします。

対象も目的もまちまちなため、内容が同じになることもほとんどありません。


先日複数の企業の方とこんな話題についてお話いたしました。


ブランディングでのカラーの役割

施設設計時のカラーセレクション

ブライダルでのイメージ表現


上記はそれぞれは内容が異なるものの、色が果たす役割としては似ていて、

そこには『コンセプト』というものが関わることが多いです。


コンセプト=概念


こう書くと難しいかもしれませんが、概念はそこに込められた意味やメッセージと

捉えてもよいと思います。


どんなことを感じてほしいか

どんなものだと思ってほしいか


想いやスキルや属性などの特性を凝縮した内容みたいなものです。

これを人に伝えるのにはなかなか説明する時間も手間も必要で、

その上専門用語などが出てきたら難しかったりするので、

人がわかりやすく受け取りやすいように視覚的に表現するものが

文字以外のデザインや形などかなと思います。

そこで切っても切り離せないのが『色』です。

デザインと呼べるような形としてまとまっているものでなくても

『色』という要素は役割として果たすところが大きいのです。



どんなことを感じてほしいか

どんなものだと思ってほしいか


これは色を使ってある程度共通の認識を持たせることは可能です。

言葉を使わなくともメッセージを伝えることができる、

その最も大きな力を持っているのが『色』という存在です。


ブランディングでのカラーの役割

施設設計時のカラーセレクション

ブライダルでのイメージ表現


これらには意図をもって『色』を選ぶということが非常に役立つというわけです。


上記などの事例ではなぜそんなに色が大切なのかがわかりにくく、

色の選定にお金をかける意味が分からない、意味がないと思われる方は

少なくありません。

また、意味は分かるけど今いち効果が見えないとおっしゃる方も少なくありません。


こういったことの問題はお客様側にあるのではなく、扱う側にあると思っています。

私のような『色』を扱う専門家がその役割や効果、使い方などを、

わかりやすく的確に、でも理論をもってお伝えすることが必要で、

それを一人でも多くのカラーリストがやっていけることが理想的です。

そうすれば、その価値はお客様が決めてくれます。


できる、できない、価値がある、ないはお客様が判断します。

私たちは自分の知識を持って、最大限のご提供をするのですよね。