旅初めに思う。歳歳年年人不同。 No.167 | ファッション視点から斜めに見る世間事情+オマケ付きブログ

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奥手の僕にも戸籍上、息子が2人います、笑。

長男が今年社会人となり次男が留学先から休暇で帰国し家族が久々揃いました。

東京で家族4人が仲良く自主的”ルームシェア”で暮らしています。

永く受験等で中断していた恒例の正月家族旅行が今年の旅初めとなりました。

天候にも恵まれた新春数日を15年ぶりに訪れた伊豆のホテルで過ごしました。

昔の写真でみた山茶花の木々がビックリする程大きく育ち当時のままに八重咲きの濃い

紅色の花弁が陽光に負けずに輝いています。

力強く咲く山茶花の変わらぬ素晴らしに心が時を超えて深く感動しました。

同じく15年の歳月が息子達や僕をどう成長させてくれたのかと、違う時間の素晴らしさ

とも強く思いました。刻む皺にも価値があるんのかも。

 

僕の好きな唐の詩人、劉 希夷の「白頭に悲しむ翁に代わりて」

と題する詩の一節です。

 

          年年歳歳花相似 歳歳年年人不同 (唐詩選)

           ねんねんさいさい 花相似たり 

           さいさいねんねん 人同じからず

 

若い時代の愛人を思い歌われた詩でしたが、時間が人を変えるのは永遠に万人に平等で

変わりません。出来るならば歳歳年年咲き続けられるような人生がええんちゃうかなあ~。 

きっと今年の桜も昨年と同じ美しい花を見せてくれます、でもその桜を観る僕たちは同じからず、やわな。  

 

オマケ①俳句 「一期は夢 一会はうつつ 旅初め」 石 寒太

           初旅・旅初めは新年に最初にでる旅の事です。

           今年も公私共に東西万里行かんかな、笑。

 

オマケ②川柳 「旅先の 変わらぬ想い出 嫁の愚痴」

           イビキがうるさい、酒の呑み過ぎ、、、、定番愚痴は

           国内外旅行問わず数十年。鬼嫁を選びし己をどう評価?!

           哲学者になれそでなれなかった己です、ご同輩。 

 

 

<strong><strong>Wow, isn't that guy cool !!  See you !!</strong></strong>