横浜中華街の元祖陳麻婆豆腐店に思う  No.69 | ファッション視点から斜めに見る世間事情+オマケ付きブログ

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今日は横浜の中華街に大好きなメニュウ麻婆豆腐の元祖店に遣って来ました。

プチ旅行気分でカモフラージュのショーツ、黒のTシャツに大人色のグリーンデニムのカジュアルジャケットです。ローファーは麻素材とレザーのコンビ、麻婆の麻に合せた訳では有りません。(笑)


良く聞く麻婆豆腐の由来は昭和27年、僕の生まれた年です。四川省出身の中華の鉄人陳健一の父陳建民が日本人向けにアレンジして国内に広めたと聞きますよね。


このお店では麻婆の麻は辛さの味の一種の意味とアバタを意味し、婆はおばあさんでつまり

アバタ顔の陳お婆さんが作った豆腐料理との事でした。

四川料理コースをお気に入りのボジョレーと頂く幸せに楽しい時間を過ごしました。

余談ですがフランスの友人に言わせると写真の様にテーブルクロスの無い所はレストランと

呼ばないと断言してました。ま、ここは中華飯店ですから良いのかな。(笑)


本日のメインテーマは少し真面目なお話です。

WEBで麻婆豆腐の由来を調べると或るページでは清の時代に成都の陳富文の妻が素材が無い中で来客向けに作ったと在りました。婆は妻を意味すると書かれています。

又違う豆腐協会のページではご主人の名前も違います。

さらに調べると貧しい若い夫婦が3軒長屋に住み隣が豆腐屋と挽肉屋で両方を合せて作った

とも解説されていました。


現在は情報が簡単に獲れる時代です。新聞の様に記事の裏付けやチェック機能を持って

活字化されている媒体では無いWEBの怖さが此処に有ります。

麻婆豆腐で何を大袈裟なと思われるかも解りませんが。

私達は偽や虚偽の情報に囲まれて毎日を送らざるを得ない時代を生きています。

麻婆豆腐の由来なら命や人生に問題無いでしょうが、人生の選択を迫られた際の

判断で有れば重要性は全く違ってきます。


情報過多の現代を生き抜くには自己の判断がより重要になります。

投資では無いですが、くれぐれも自己責任で。

自分の事は自分で守ってゆかないといけない時代になっている事を自覚しましょうね。

麻婆豆腐の話からエライ話に発展した今日でした。(笑)



オマケ① 俳句 『豆腐屋の 笛で夕餉にする』  山頭火

          昭和6年の作です。僕の子供の頃も豆腐屋さん始め

          色々な物売りの方が普通に往来を行き来してました。

          豆腐は安価で植物タンパク豊富な健康食。

          100年の前からつつましい食卓を飾っていたんですね。


オマケ② 山頭火日記より

           
       豆腐で一杯ひつかけて山村の閑寂をしんみりエンチ”ョイする。
                                                  


                                    昭和5年10月15日

        山頭火の日記に良く出てくる”焼酎と豆腐”当時も安く愉しめたのでしょうね。

        僕らも彼を見習い独り閑寂をエンジョイしますか。ご同輩。


オマケ③ 川柳    『人生は 崩れた豆腐に うりふたつ』

           そうですよね、崩れの無い人生なんてありえないし、

              ツマラナイ。その崩れた中から幸せが感じられるの

              ですよね。僕はチョット崩れ過ぎたかなあ(笑)

              今日も崩れましょうか豆腐と焼酎で、ご同輩。

Wow, isn't that guy cool! See you !


皆さん,こんにちわ。