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経営者様の悩みに1つに
「せっかく入社した社員がすぐにやめてしまう!」
といった問題があります。
いわゆる「定着」の仕組みができていないのです。
4月に入社しても、ゴールデンウイークが明けたころから、むくむくと辞めたい「芽」が育ち、夏が過ぎたころに
退職してしまう・・・
企業にとってはコストも時間も人手も無駄になってしまう。
「負のスパイラル」が続くと、悪い評判になりさらに、人材確保が難しくなる。
以前、運営をお手伝いさせていただいた企業様も、1年後どころか入社3ヶ月後には半分以上退職してしまい、1年後には数名しか残らず、
3年後には“離職率100%”になってしまうといった深刻な状況がありました。
では、「定着する仕組み」とはどういったものなのでしょうか?
多くの企業では4月に新入社員研修として、「社会人としての心構え」や「報連相」「組織とは」など社会人としての常識的な部分を研修する事が多いと思います。
ところが、多少仕事が慣れた7月~9月に「フォローアップ」研修を行っている企業がほとんどないのです。
新入社員にとって5月の連休時は非常に重要なのです。
学生時代の仲間で集まり、入社した会社や仕事について、情報交換をします。
その際、「周囲の環境」や「待遇」の違いから「会社選びを間違えた?」とか「自分は損している?」など不安や不満が出始める時でもあるのです。
「想像していたことと現実とのギャップ」が広がると、退職の「芽」は次第に大きく、そのままの状態を見逃してしまうと、1年以内に退職するという結果になってしまうのです。
ポイントとしては、「働くことの大切さ」や「働く目的」を、7月~9月に「フォローアップ」研修を通じて理解してもらう。
出来れば個別面談も取り入れた方がベストでしょう。
新入社員にとって「信頼」できる上司や先輩から「認めれた」一言があるだけで、それが「働く目的」になる場合もあります。
また、「組織に認められた意識」「小さな成功の積み重ね」を経験すると、仕事に対する考え方が変わり、「仕事を通じた人生」を考える社員もいらっしゃいます。
逆に、「自分の事を真剣に考えてくれている人」、「本当に信頼できる人」を感じることができないと、「上司や先輩たちを見て、やる気がなくなかった」「こんな大変だと思わなかった」「何も教えられていない」など、会社や社員に対しての悪口ばかりとなってしまいます。
入社してからの半年から1年の間は「家族」とか「大切な身内の人」という気持ちで見てあげる事が大切なんです。