サービス業界の離職率が高いその主な理由は
1. スタッフ間のコミュニケーション不足
2. 単純労働の継続による労働意欲の低下
それ以外にも理由はあると思いますが、
私が見てきた施設の中で、この2つは大きな問題です。
仕事を簡素化するあまり、「誰にでもできる」様になり、
「おもてなし」を重要視しなくなってきているのです。
モチベーションが下がってしまえば、
組織への帰属意識を維持することが難しく、
特に、正社員が少なく「派遣社員」さんが多い
環境では、スタッフ教育やスタッフ間の連携不足が
見られます。
この弊害は次第に、スタッフ一人ひとりへの負担となって
体力よりも精神が「疲弊」してしまい、離職へと追いやられて
しまうのです。
何度もお伝えしていますが、
スタッフの定着率を左右するのは、
「労働意欲」であることに間違いありません。
仕事を通じて、自信の「夢」への挑戦、
自己実現の可能性を見出せる環境にすることが、
もっとも大切なんです。
「仕事はしんどくてあたりまえ!」
「がんばりが足りない!」
このような意識は必要ありません!
スタッフのやる気を引き出し、
力を100%出すことができる環境づくりが
重要です。