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以前、あるスタッフとの会話の中で、
「あなたはおとなしくてまじめですね」
「もっと、自分を出す練習をしてください!」
こんな風に言われたそうです。
「おとなしくて、まじめは、悪い事ですか?」
そのスタッフは涙ぐんでいました。
???
「何を言われているのか」
「何がダメなのか」
わからない様子でした。
スタッフに伝えた方も、決して悪気があったとは
思いませんが、
そのスタッフにとって、「まじめでおとなしい」は、短所として受け取ったのでしょう。
伝え方ひとつで、悪くも良くも受け取られてしまいます。
「まじめ」
「おとなしい」
一昔前までは、「ほめ言葉」として使われてきました。
ヒトによっては、「短所」と考えている方も少なくありません。
「明るい」の言葉には
・人付き合いがよい、笑顔、活発、暖かい
こんなイメージがあります。
それに対して、
「まじめ」=融通がきかない、頑固
「おとなしい」=冷たい、会話しづらい
こんな風に考えてしまうのでしょう。
私の経験では、
「おとなしい」ヒトの中には、ヒトのココロに敏感な方が多いのです。
自分のコトより、相手の気持ちを考えて行動する方がけっこういらっしゃいました。
その方自身も、できるコトならみんなと一緒に、楽しくお話したいと考えていても、
「ホントに?」
「えー!その話面白い!」
こんな合いの手を入れることは苦手・・・。
「〇〇さんはどう思う?」
突然聞かれても、盛り上がる言葉は浮かんでこない。
どうしても、「う~ん」と口ごもってしまって、
「おもしろい話ができない」
「みんなの期待に応えられない」
「ノリが悪いと思われる」
こんな考えから、
「ヒトに嫌な思いをさせるなら、
一人で本でも読んでいた方がマシ!」
と、
一人で過ごす時間が少しずつ増えていくのです。
本を読んでいる姿を見ると、
「まじめだよね!」
「おとなしいよね!」
ほめ言葉として言っているつもりでも、本人はからかわれていると思ってしまうのです。
ホントはもっと、ワイワイと交わっていたいと感じても、
「まじめ」
「おとなしい」
ほめられているか、からかわれているのか、わからないまま、周囲の期待?を演じるようになってしまうのです。
ヒトに相談しても、
「まじめすぎるのが原因じゃないの?」
と言われたら、ほめことばではなくなってしまいます。
でもね、
「まじめ」
「おとなしい」
は短所では決してありません。
「まじめ」から受ける印象は
安心や信頼感を感じます。
「このヒトに仕事を頼むとキッチリとしてくれる」
「私の話を真剣に受け止めてくれる」
この様に、表面的な受け取り方ではなくて、
ココロに栄養を与えるような影響があると考えます。
現代は、明るいヒトやヒトづきあいが派手なヒトが、
「おもしろい」
「かわいい」
と表現される風潮になっていますが、
「おとなしくてまじめ」な性格も素敵なあなたの「価値」に違いありません。
9月に入って10日が過ぎ、日中も過ごしやすくなってきましたね。普段通り過ぎてしまう場所を、自分の足で歩いてみませんか?今まで見えてこなかった「発見」があるかもしれません。
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