ミドフィフで真FIREし、FIRE後、収益物件を売却し、億り人。楽隠居生活8年目の崇徳院ヴェストです。収益物件を売却したのは、リスク回避です。
共有するのは、資産形成ゴールドオンラインの記事です。
主人公の田中さん(仮名)は、私と同じミドフィフでFIREするのですが、
資産1億円の中の、“地方都市に購入した3,000万円の中古アパート一棟”が曲者でした。
もう、メシウマのための作り話としか思えないのですが、
不動産のリスクの典型的な例が出てきます。
長年住んでいた入居者が退去。これは想定内でしたが、問題は次の入居者が一向に決まらないことでした。周辺には駅近の新築アパートが次々と建設され、築20年の田中さんの物件は、すっかり競争力を失っていたのです。
日本賃貸住宅管理協会が公表している「日管協短観」を見ても、地方圏の空室率は首都圏に比べて高い傾向にあります。田中さんの物件があるエリアも例外ではなく、供給過多の状態に陥っていました。
立て続けに退去者が出て、半年後には8室中4室が空室という悲惨な状況です。
給湯器の故障や雨漏りなど、建物の老朽化に伴う修繕費が次々と発生します。
株も同じですけど、不動産も買った時に利益はほぼ決まっています。
不動産は株よりも安定していますが、売買も安定して時間がかかります。
先ず、少なくとも人口維持している地域の不動産でなければなりません。
株は、長期保有でも元値より高く売れることが多々あります。
しかし不動産が長期保有で元値より高く売れるのは、人気で土地の価値が上がるところだけ。
つまり人口が増えるところ。地方都市では望み薄です。
田中さんは、不動産に関する Financial Literacy が足りなかったようです。
皆さんの資産形成の成功を願っています。
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