世の中、平等で公平でなければならないと訴えている雨風呂ガーさんもいますね。
楽隠居6年目の崇徳院ヴェストからみると、
それは社会的弱者・敗者となってしまった人たちの、
負け惜しみの部分も多く含まれているように感じてしまいます。
独立研究者・著述家の山口 周さんは、このように見ています。
【1970年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て現在は独立研究者・著述家・パブリックスピーカーとして活動。神奈川県葉山町在住。著書に『ニュータイプの時代』など多数。】
> 「努力は必ず報われる」という思考はとても危険である
> 「世の中というのは、頑張っている人は報われるし、そうでない人は罰せられるようにできている」という考えは現実を無視している
> 「1万時間のトレーニングをしなさい。そうすれば、あなたは必ず一流になれますよ」という考えは命題のとらえ方を間違えている
> プリンストン大学のマクナマラ准教授他のグループは「自覚的訓練」に関する88件の研究についてメタ分析を行い、「練習が技量に与える影響の大きさはスキルの分野によって異なり、スキル習得のために必要な時間は決まっていない」という結論を出しています。
具体的には、同論文は、各分野について「練習量の多少によってパフォーマンスの差を説明できる度合い」を紹介しています。
テレビゲーム:26%
楽器:21%
スポーツ:18%(どれだけ練習しても2割弱の技能上達しか望めない)
教育:4%
知的専門職:1%以下 (つまり努力はほとんど役に立たず、生まれ持った才能がほとんど)
> 残酷だが、世界は公正ではない
崇徳院ヴェストなりに解釈すると、
成功するには、自分が成功する分野をいち早く見つけることに努力した方が、
自分の好き嫌いや生活環境にある身近な分野を下手に努力するよりも重要だということですね。
別の言い方をすれば、自分の才能を早く見つけなさいということでしょう。
世の中、平等、公平、公正ではないことに気付き、理解しなければなりません。
純粋な共産主義、社会主義が存在しますか❓ 存在するのは本の中だけです。
攻殻機動隊 草薙素子のセリフにこういうものがあります。
「世の中に不満があるなら自分を変えろ
それが嫌なら耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ」
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活