株式投資20年以上の崇徳院ヴェストです。
株での資産形成は、私のミドフィフでのFIREに多大な貢献がありました。
これまで、色々な長期株式投資の記事を読んできましたが、
感覚として、儲かっている投資家は1割程度ではないかと思っていました。
では、国際投資アナリスト大原浩さんの経験と知識からはどのように見えているのでしょう❓
【人間経済科学研究所・執行パートナー、GINZAXグローバル経済・投資研究会代表。同志社大学法学部を卒業後、上田短資(上田ハーロー)に入社。外国為替・インターバンク資金取引などを担当。フランス国営・クレディ・リヨネ銀行入行。金融先物・デリバティブ・オプションなど先端金融商品を扱ったあと独立。『証券新報』の顧問を約7年半にわたり務める。2018年、財務省OBの有地浩氏と人間経済科学研究所を立ち上げる。著書に『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)、『銀座の投資家が「日本は大丈夫」と断言する理由』(PHP研究所)他多数。人間経済科学研究所HP、Twitter:@stevie1fire】
大原さんの投資に関わる40年にわたる経験から言えるのは、
「投資家の(少なくとも)8割は損をする」ということ。
私の経験は大原産に比べればとても少ないですが、思うところは同じです。
彼の視点からは、
> 現実の市場では、
> 1.「手数料」を支払ったり「ビッド・オファーの差(売値と買値の差、後述))」があるから、そもそもの投資金額からあらかじめ「天引き」されている。
> 2.ウォーレン・バフェットのように「常勝」の投資家が必ず存在するから、残りの投資家の勝率が下がる。
> ことから、投資家の8割は損をするということになる。
そして、
> バフェットは投資そのものを勧めない。「『本気』で勉強する気が無い人間は、投資をすべきではない」とはっきり述べている。
> 市場は「誰にでも公平」であるから、投資初心者に対してもバフェットに対しても、同じように対応する。ゴルフのような(初心者に優しい)ハンディキャップなど無い。我々は、市場において「バフェットとガチで競争しなければならない」という事をよく考えるべきだ。
> 注意しなければならないのは、「金融機関は顧客の味方ではない」
> 「失敗から逃げずに向き合う」ことも「メンタル」を鍛えるために重要である。
新NISAが始まったからという理由だけで、勉強もせず、
浮かれて、又は世間に流されて投資を始めたら、取り返しのつかない結果になるでしょう。
総合課税と、申告分離課税の違いや、
申告分離課税できる対象も知らないで投資を始めるのは自殺行為でしょう。
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