投資初心者は小額からという金科玉条に沿ったAFPの意見。
この記事を監修したのが深野康彦さん。
【AFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士。クレジット会社勤務を3年間経て1989年4月に独立系FP会社に入社。1996年1月に独立し、現在、有限会社ファイナンシャルリサーチ代表。】
さて、FPってご自身で投資しているのか❓
もし投資されていて成功しているなら、
その成功で重要だったところもサラッと書くのでは❓
彼の監修によると、
1. 手元の現預金は多めに確保。今はとにかく慎重に行動すべし
2. 住宅ローンがあるなら、投資の前に繰上げ返済をすべし
3. 株・ETFを買うなら時間分散と銘柄分散をすべし
だそうですよ。
先ず、1と2は矛盾している。繰り上げ返済をすれば手元の資金は減る。
繰り上げ返済をしてまだ余裕資金がある50代なら、既に投資をしているのでは❓
もし、投資していなくてそれだけ余裕資金があるのなら、無理に投資する必要もない。
3の「迷ったらまずは少額の積立投資から」と言うが、
具体的にどのような商品・株を買うかのヒントはない。
日経平均やTOPIX連動の投資信託と一番無難なことを織り込んではいるが、
現状を考えれば、S&P500指数連動型などを推奨している方が親切では❓
時間・銘柄分散だけ言及し、商品選定のために必要な学習について何も触れらていない。
50代で投資デビューという危うい条件に向けた助言だが、
果たして役立つだろうか❓
崇徳院ヴェストは、以前アップした以下の内容の方がよほど役に立つと思う。
安易にFPの言葉を鵜呑みにすれば、地獄を見る。
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