私って何か新しい事を始めようとしても、なかなか重い腰が上がらないんですよ。

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分かります。自分にも経験ありますw
もしかしたら、目標をもう少し小さくしてみると良いかも知れません。

 

高望みしないで、目標をもっと低くしろって事ですか?

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いえいえ、そうではなく目標が大きい場合は、目標を細かく分解するという事です。
フルマラソン(42.195km)で、中間地点を設定するイメージです。

 

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何年も先の事や、あまりにも大きな目標は、継続するのに強い意志が必要です。
中間ゴールを設定して、「達成できた」という小さな成功体験を経験しながら大きな目標に向かっていく方が継続し易いのです。

今話題のFIREを例に、目標を噛み砕いて小さくしてみましょう。

 

FIREとは

 

FIREとは「経済的な自立をして、早期退職を目指す」という考え方です。

 

では具体的にはどの様な状態かというと、投資や貯蓄などの資産形成を通じて会社などで働かなくても収入を得て生活出来る状態の事です。

 

基本的には、年収の25倍の資産を用意が必要と言われています。

 

年収の25倍って事は、25年は貯金で生活出来るって事ですか?

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FIREの考え方は、貯金を切り崩して生活するのではなく、資産を投資で運用して得た利益を生活資金に充てて、資産が枯渇するのを防ぐという考え方です。

 

ここで一つ覚えてほしい事があります。。。

それは「4%ルール」

これは、毎年の支出額を資産の4%に収めるという事です。

そして

 

この4%という数字が意味する事は、アメリカの過去の市場の成長率は年間7%…つまりアメリカで投資をした場合に7%の利益が得られます。

 

ただし一方ではインフレ(物価上昇)も起きていて、インフレ率は3%です。

 

市場の成長率7% ー インフレ率3% = 4%

つまり、4%という数字がアメリカ市場に投資した際の成長率になります。

 

…おっと!

ついつい説明が細かくなってしまいましたが、今回のテーマは「目標を細かく嚙み砕く」でしたのでFIREの説明はほどほどにしておきます。

 

すごいざっくり説明にしますが、イメージはこうです↓

 

(例)年収300万円の人の場合

   ※年間収支がマイナスなどでなく普通に生活出来ている場合

 

(年間の生活費)300万円×25倍=必要な資産(7500万円)

 

7500万円の資産があって利率4%で運用した場合に、年の収益は

300万円です。

この300万円で生活をすれば、資産の7500万円は目減りせずに、

運用益だけで生活できるという事です。

 

年収400万円で生活している人は、400万円×25=1億円

1億円を4%で運用すれば運用益は年間に400万円です。

 

この話を聞いてどうでしょうか?

世の中の多くのFIREについて書かれている本や、ネットの情報には

同じような説明がされていますが、正直「自分には縁のない世界だ」

「自分には無理そうだ」と思った人も多いのではないでしょうか?

 

はい、自分とは住む世界の違う人達の話だな〜って思いました。

お金をたくさん持っている人達や、稼ぎがたくさんあって投資にお金をまわす余裕のある人達の話だなって。

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そう思うのが普通かもしれませんね。
7500万円必要なんだ。
よ〜し、用意しようか。
なんて人は中々居ないでしょう。

もう少し解説を進めさせて下さい。↓


もう一つサイドFIREという言葉もあります。これは先ほど説明したFIRE(フルFIREとも言います)が現実的でない場合に、投資収入と負担を減らした働き方(アルバイトや個人事業)を合わせて生活するスタイルの事です。

 

先ほどの年収300万円の例ですが、「7500万円は貯められない」という場合に

例えば、5000万円貯めて、運用益は200万円、残りの100万円はアルバイト

で稼いで年収300万円とするイメージです。

 

200万円は運用益なので、労働収入は100万円あれば良いわけで、働き方は正社員

で1日中バリバリ頑張らなくても、アルバイトで時間のゆとりも持ちながら働くスタイル

でじゅうぶんなわけです。

 

以上が雑な説明でしたがFIREについてです。

ようやく本題に入ります。



サイドFIREでも5000万円必要って聞くと、やはりハードルは高そうですね。

それに資産を運用するので、元本割れのリスクを負うのももちろん、投資について

の勉強も必要です。

 

結構、重い腰が上がらないのではないでしょうか?

 

そこで「目標をもっと細かく」してみましょう。

 

目標を細かくする為に、まずは目標や問題点を明確にする


では冒頭にあった質問の「老後の為にいくら蓄えがあればいいのでしょう」の言葉を掘り下げてみましょう。

 

 

この言葉の目的は、老後に生活を出来るお金を準備したいという事です。


 

では、老後に生活出来るお金とは、どのような意味かを考えましょう。 


それは、収入と支出を比較して、収支がマイナスになっていない状態を意味します。

(お金が足りているって事ですね)

 

 

まずやるべき事は

入ってくるお金(退職後の収入)と出ていくお金(生活費などの支出)を明確にする事です。

 

 

もし収支がマイナスになっていなければ一安心です。後は何かあった時の為にあてる蓄えを準備していけば良い訳です。

 

収支がマイナスになっている場合でも、すでにある程度の貯金があって、貯金を取り崩しながら生活が出来る場合はひとまず安心です。

 

収支がマイナスになっていて、十分な貯金も無い場合には、マイナス分を補填する為のお金を準備する必要があります。

 

 

まずは、老後の生活イメージを見直して、収支のマイナスを無くせるのが理想です。


見直した結果、マイナスを改善する事が難しい場合には、遅くとも50歳になったら、意識を変えて生活コストを引き下げる様に見直し、それによって生み出したお金を貯金や投資に充てて準備をしていきましょう。

 

 

老後に必要な蓄えは人によって全然違いますが、入ってくるお金(退職後の収入)と出ていくお金(生活費などの支出)を明確にすれば、今の年齢から老後の年齢までの間の期間に貯めるべき金額が分かるので、漠然とした不安→明確な目標となったのではないでしょうか?

 

 

現在を変えるのも、未来を変えるのも「行動」です。

 

 

まずは行動する為に、不安の原因を明確にする事と、目標を設定する事から始めてみましょう。

 

 

行動については、様々な方法や制度があるので、またの機会に紹介しますウインク

 

 

下記は参考に(過去の投稿)

 

 

 


今日のポイント📖

不安とは不明確な状態に対して抱く感情。
※まずは不明確な状態を明確にしましょう。
 
老後の
入ってくるお金(退職後の収入)と出ていくお金(生活費などの支出)を明確にする事。
※収支がマイナスなら対策を!



次回の投稿では、不安を明確な目標に見える化した後の、目標を噛み砕きながら行動を始める方法について解説していきます。

 

 今日も投稿を読んでいただきありがとうございましたウインク



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