勉強コンプレックス解消ドクター&
府中・京王線沿線の家庭教師、戸田朝海です。
勉強を教えるときも
日々の子育てでも
「叱る」「褒める」って
とっても難しいです。
こどもを叱っちゃいけないの?
褒めるばっかりじゃダメでしょ?
教育における
「叱る」「褒める」に関する
こんな質問にお答えしています。
「叱る」と「褒める」は
それぞれ効果が違います。
ですから「どっちか」ではなく
それぞれの特性を上手く使い分けて
活かしていくといいです(^_^)v
その「叱る」と「褒める」の
特性の違い……
これを「スイカ割り」に置き換えて
考えてみてもらいました。
「叱る」をスイカ割りで考える
↑↑↑
こちらの記事を参照してくださいね(^^♪
では、次は「褒める」についてです。
同じように考えてみましょう。
では、また目隠しをして
ぐるぐる回って下さいね♪
はい、回り終えましたか?
ではスタートしてみて下さい。
とりあえず真っ直ぐ進みますよ。
「うん、いいよ!」
「OKOK!」
こっちでいいみたいです。
ではどんどん進みましょうか。
「いいね~いいね~」
「いい感じ!」
いい感じで進んでいるようです。
ちょっとスピード上げても
大丈夫そうですね。
「…………」
あれ?
皆の声がしません。
ちょっと不安になって
きょろきょろしてしまいます。
とりあえず進んでみます。
「あー!」
ん?何か間違えたんでしょうか。
ぐるぐると向きを変えてみます。
「OK!そこそこ!」
こっちだったようです。
言われた方向に歩いてみます。
「いいよいいよ~」
「そっちで合ってる!」
「うん、上手上手!」
合っていると言われたので
ずんずん進んで行きます。
「いいよ~いい感じ!」
「あともうちょっと!」
「OK!そこだよ!」
「そう、そこ!」
「いいよ、思いっきり叩いて!」
「さあ、行け!」
はい。
どうでしたでしょうか?
①頭の中のスイカは割れましたか?
さらに、
②進んでいたときの気分はどうでしたか?
③スイカの方向がわかりましたか?
④またスイカ割りがしたいと思いましたか?
どうでしょう?
頭の中のスイカ
割れた人がほとんどではないでしょうか?
では、何故割ることが
できたのでしょう?
それは
「いいよ」「OK」という言葉によって
「こっちで合ってるんだな」
「この方向に進めばいいんだな」
という「正解」が確認できたから
ではないでしょうか?
また、進んでいるときの
気持ちはどうだったでしょうか?
目隠しをされて前が見えないので
ただでさえ不安な状況です。
でも、
「そっちでいいよ」「合っているよ」
と言ってもらえたことで
安心して、自信をもって進めた
のではないでしょうか?
そして実際にスイカは割れた。
これによって「達成感」を味わうことができ
「自分にもできるんだ!」という感覚を
得ることが出来ます。
それが得られると
「もう一回できるかも!」「またやりたい」
という気持ちになれるんですね。
つまり、「褒める」には
こっちでいいんだよ~
という「ゴール地点(正解)」と方向性を
示す効果があるわけです。
そう考えると
「褒めると調子に乗って努力しなくなる」
というのは違うとわかりますよね。
「褒める」というのは
相手をおだてて気分よくするのが
目的ではないのです。
さっき、スイカ割りをしたとき
どんどん前に進みたくなったのは
「褒められて気分がよくなったから」
では、ありませんでしたよね?
「褒められた!ボクってすごい!」
「ワタシって偉い!」
などと思ったからじゃないですよね?
もし、こどもにそう思わせてしまったのだとしたら
「褒め方」を何か間違えたのです。
スイカ割りのあの感覚を
覚えておくと
「褒め」で失敗することは
少なくなると思いますよ^^
では次回は
「褒め」と「叱り」のまとめです。
→ スイカ割りで考える「叱る」「褒める」のコツ
勉強コンプレックス解消ドクター&
府中・京王線沿線の家庭教師、戸田朝海でした♪
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