勉強コンプレックス解消ドクター&
府中・京王線沿線の家庭教師、戸田朝海です。
教育や子育てにおいて
「叱る」と「褒める」は
すごく難しい……
上手くできない……
ついやりすぎてしまう
(やれなくて困る)
そう感じる人が多い分野ではないかと
思います。
なぜ難しいのかというと
適切な「やり方」がわからないから
というのがあると思います。
これに関しては
私自身も、的確なマニュアルを
持ってるわけじゃありません。
的確なやり方は
その子によっても、状況によっても
変わってくるからですね。
ただ、「褒める」と「叱る」の
効能の違いを知ることで
少しはやりやすくできると思います。
ということで、
今回は「叱る」の効能について
「スイカ割り」を例にとって
お話いたします。
スイカ割り!?
はい、スイカ割りです^^
あの、夏のビーチとかでやる
スイカ割りですね。
「叱る」と一体何の関係があるわけ!?
と思うかもしれませんが
とにかく聞いて下さい。
ではまず
スイカ割りをするつもりで
目隠しをして下さい。
おっと、本当に目隠しをしてしまうと
後の記事が読めなくなってしまうので
した「つもり」になってみて下さい(^^♪
さて、いいですか?
あなたは目隠しをして、スイカを割るつもりです。
手にはちゃんと棒を持っていますよ。
では、その場で回って下さい。
ぐ~るぐ~るぐ~るぐ~る……
30回くらい回れば充分でしょうかね。
さて、これで前後不覚になりました。
どっちが前だか後ろだかわかりません。
では始めます。
とりあえず、前に進みますよね。
そんなとき
こんな声をかけられたとします。
「違う!」
「そっちじゃない!」
じゃあ、どうしますか?
とりあえず、ちょっと横に向きを変えて
みましょうか。
「違うってば!」
「そっちじゃないって!」
じゃあ、反対側に向きを変えてみますね。
「もう!そっちじゃないったら!」
「全然ダメ!」
「全然違うよ~!」
じゃあ、思い切ってくるりと後ろを向いて
進んでみましょう。
「何度言ったらわかるの!違うって!」
「も~、さっきから間違い過ぎ!」
「違う方向ばっかり……」
では、さらに真横に身体を向けてみます。
「いい加減にして!そっちも違う!」
「いつになったら出来るようになるの?」
「また間違った~」
「本当ダメだよね」
「違うことばっかりやってるよ」
「何でわからないの?」
では、逆の方向を向いてみましょう。
「違うってば!!!」
……
…
はい。
質問です。
①今、どんな気分でしょうか?
②スイカの方向はわかりましたか?
③スイカが割れそうな気はしましたか?
④どうすればスイカは割れたと思いますか?
⑤またスイカ割りをしたいと思いましたか?
ちょっと考えてみてください……
……
……
……
どうでしょう?
まず①嫌~な気持ちになりませんか?
ダメ出しばっかりされるって
気分的にもよくないですよね。
では次。
②わからないですよね?
③割れない気がしたんじゃないでしょうか?
これは何ででしょう?
この答えが④になるわけですが
割れない気がした理由
それは
スイカの場所がわからなかったから
ではないでしょうか?
ダメ!ダメ!違う!
と言われてばかりだと
「こっちは間違いだ」ということは
よくわかるのです。
でも、
「ではどっちに行けばいいか?」という
「正解」
が、わからないんですよね。
ですから、だんだん「やれる気」が
しなくなってくる。
そして、⑤やりたくなくなっちゃうんですね。
叱るときには
その点を考慮して叱り方を工夫すると
上手く行きやすいですよ^^
よく「叱るのはいけない」と言われますが
全く叱ってはいけないわけではありません。
「叱る」一辺倒ではいけないよ
ということですね。
次回は「褒める」についての
お話はこちら → 「褒める」をスイカ割りで考える
勉強コンプレックス解消ドクター&
府中・京王線沿線の家庭教師、戸田朝海でした。
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