親の目から見た子どもの姿

こんにちは。
府中・京王線沿線の家庭教師、戸田朝海です。

以前、小学生の女の子を持つお母様に
ご相談されたことがあります。

「どうしても『親フィルター』で見ちゃうんですよね……」

「親フィルター」っていうのは
簡単に言うと「色メガネ」ですね。

「親という視点・立場」を通して
お子さまの見てしまうために
本当のお子さまの姿とはちょっと違って見えてしまう
これが「親フィルター」です。

その方は、ご自身の娘さんを
このように仰っていました。

「自分では絶対に勉強しない。
勉強しなさいというと、余計やる気がなくなるようで
ふて腐れてしまう。反抗的で扱いにくい」

しかし、そのお嬢さんと実際にお会いして
驚きました。

とても素直で真面目。
勉強熱心で集中力があり
間違いも素直に受け入れて直し
自分から質問もできる積極的な子

↑これが、
実際に私が授業を担当してみたときの
その子に対して持った印象だったからです。

あれ？
あれれ～？
どこが反抗的？
どこがやる気ないの？

……と、
これはちょっと
いわゆる「親フィルター」とは
違うケースですが

これくらい
「親が見ている子ども」と
「先生から見た生徒さん」は
全然違っている場合があります。

何故かというと
単純に、お子さんが
「親の前」と「先生の前」で
違う面を見せているから
ですね。

これは別に
先生の前では猫をかぶっているとか
そういうことではありませんよ。

これは多分、生徒さんの中で
スイッチのオン/オフの関係なんだと思います。

つまり、
学校や塾など「授業」の最中は「オンモード」
しっかり集中して取り組み
やる気を上げて、テンションMAXな状態です。

逆に家では
その疲れを癒すために「スイッチオフ」して
ダラダラ～ゴロゴロ～の
リラックスモードに入ってしまってる
ってことなんですね。

だから、結果的に
お母さんは、オフモードの
ゴロゴロだらだらした姿しか見ることが出来ず
「うちの子、やる気あるのかしら？
こんなので本当に大丈夫なの？」
という心配が生まれてしまう……と。

実際、別のお母様からも
「先生からは頑張っていると伺っていますが
家では常にダラダラぼんやりしていて
文句ばかり言っています。
うちの子は本当に頑張っているのでしょうか？」
というお手紙を頂いたこともあります。

まあ、それだけ
お母さまの前では緊張が解けて
リラックスできるってことなんですよね。

割と、生徒さんって
先生の前では「いいカッコ」します＾＾
なんだかんだ言っても
生徒さんにもプライドはありますし
評価されたいという気持ちもあります。

もちろん
純粋に、勉強で成果を出したい
という気持ちもあるでしょう。

ですから、その分
授業中はすごく気を張っちゃうんですよね。
やる気を見せてくれる生徒さんは
先生も張り切りますから（笑）
よけいに頑張ってしまうことも
多々あると思います。

ですから
お母さんが思っていらっしゃる以上に
お子さんは、実はすごく頑張っているってこと
とてもよくあると思いますよ(^^♪

私もできるだけ
生徒さんの頑張りは保護者さまに伝えて
褒めてあげてほしいな～
と思っていたりするんですが
↑　のやり取りのように
なかなか信用してもらえなかったりね。。。(^▽^;)

でも逆に
お母さまは、お子さまがこんなに頑張っている顔を
ご存じじゃないんだな～と
もったいなく思うこともあります。

本当に
お子さまは、実は
お母さまが思っている以上に頑張っていること
お母さまの知らない良いところを持っていること
たーくさん、あるんですよ！о(ж＞▽＜)ｙ ☆

ちなみに、
今回のセミナーでは、その一端を
ちょっと見せて差し上げられるかも
と思います。

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