兵とは国の大事なり | 話すだけで成績が上がる家庭教師戸田朝海の勉強できないコンプレックス解消大作戦!

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こんにちは。
府中・京王線沿線の家庭教師、戸田朝海です。

突然ですが
「孫子」が好きです。

よく、孫子の兵法は、ビジネスにも応用できるというということで、本屋さんにもよく並んでいますね。
確かに、孫子の提唱する戦略は、ビジネスにも、普段の生活にも活かせる(勉強にも!)最強のノウハウだと思います。

その「孫子」の第一の章(計篇)の
一番最初に書かれているのが、この文です。

「兵とは国の大事なり。」

「兵」とは兵士のことではなく、戦争のことね。
「大事」とは、そのまんま「おおごと」ってことです。

戦争とは、国にとって大変なことである。
と、孫子は言っているのです。
戦争が起こると、必ず犠牲や損害が出ます。
ただでさえお金はかかるし、物資も必要だし、人手もかかります。
負けたら当然多くのものを失いますが、勝ち負けに関わらず、戦争をするだけで、どこかしら、何か犠牲は出ます。国民にとっては、どちらにしろ痛手を被る事態なのです。
ですから、為政者はまず、それをよく理解していなければならない。

そういう内容です。
すごく個人的な見解ですが、孫子がこの書物の中で、一番強く言いたいことは、この部分なんじゃないかと勝手に思っています。

「孫子」の中には、いろんな、ありとあらゆる戦略や、為政者としてのマインドが書かれています。
「戦いは、下手でもいいから早くすべきで、上手に遅くやっても意味がない」とか、
「戦いのときは敵地に攻め込むのはいいが、自国で迎え撃ってはいけない」とか
「勝算を立ててから戦え」とか
「敵を油断させてその隙を衝け」とか
「君主とはどうあるべきか」みたいなことまで
まあいろいろ書いてあるわけですが、結局それもこれも、なぜそんな戦略が必要かというと、

「兵は国の大事」

だからじゃないのかな、と。
戦争は国と国民にとって、大変なこと。
だから、早く終わらせるべきだし、被害は最小限に抑えるべきである。
そのために戦略が必要なんだ、と。

だからこそ、
「兵は戦わずして勝つが上策」
(戦争は、戦わずに勝つのが最もいいことである)
なんじゃないかな、と思うわけです。

でもこれって、国と国のことだけでなく、個人と個人の関係にも、言えることじゃないでしょうか。

最近思うのは、
「むやみに争っても、いいことは何もないなー」
ってことです。
戦争が大抵そうであるように、個人の戦いも、お互いに「自分が正しい」と思っていますよね。
お互いが「自分の正しさ」を主張し合って、
「どちらが正しいか決定戦」
をしようとしている。
そういうことは多いんじゃないでしょうか?

でもねー、最近思うんです。
「相手をやっつけたからって、自分の正しさが証明されるわけじゃないな」
と。

極端な話、AさんとBさんが、それぞれ違う主張で争っていたからって、必ずしも、AさんかBさんのどちらかが正しくて、どちらかが間違っている、という単純な構図にはなっていないと思うんですよ。
もし、そういう単純な図式であれば、「相手が間違っている」と証明できれば、自動的に「自分が正しい」ということにはなります。理論上そうなりますよね。

でも、大抵の場合、そうではないですよね。
Aさんにも、Bさんにも、それぞれ一理あり、一部間違っている。
こういうことがほとんどではないでしょうか?

ですから、いくら相手の間違いを主張しようが、それで相手が負けを認めようが、
だからって、自分が正しいということにもならない
んですよね。
だとすると、
「自分が正しいと主張するために、相手の間違いを叩く」
というのは不毛だな、と。

そしてもっと言うと、
それで自分の正しさが証明されたところで、誰も幸せにはならない
こういうことも、よくあることだなと思います。

相手をとことん叩きのめしたのはいいけど、後に残るのは、
・負かされた屈辱で怒りに震える相手
だったり
・深く傷つけられて悲しみに暮れる相手
だったりして、
平和が訪れるどころか、相手との関係を悪くしただけで終わった
とか
下手すると、相手を攻撃する自分の姿に周囲がドン引きして、周囲からも遠ざけられるようになった
とか
意外にあんまり嬉しくない状況になった、ということは少なくないと思うのです。

案外、
「戦って勝つ」ことで解決できる問題って
それほど多くない
気がします。


とはいえ、これは
「戦わずに相手の言いなりになれ」
という意味ではないんですよ。

相手が不当にこちらを攻撃してくるときには、「防戦」はすべきです。
「相手を倒すことで何かを得ようとする」のは不毛だと思いますが、相手の攻撃や侵略に、ただ黙って従う必要もありません。(それを「平和」とは言いません)

ただ、その時も、必要以上に相手をやっつけることはない、と思いますけどね。また、この時も「戦わずして勝」てれば、それが一番なんだろうとも思います。

その「戦わずして勝つ」ための、一つの解決策が
「表現力」であり「コミュニケーション」なんだと思っています。

相手をやっつけるためではなく、自分をきちんと表明するために。
もっと言うと、相手と平和な関係をつくるために「言葉」を使えたら、それが一番いいことだなと思っています。

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