久しぶりに、憧れの教授と再会した私。

 

 

 

 

その教授は、私が研究の世界を去ったことをとても残念がっていた。

 

また、研究を始めないか?

うちの研究室に来てくれないか?

 

と軽く誘われたが、私は今の仕事が好きだったし、軽く流した。

 

教授は次の日の夕方の飛行機で帰るらしく、次の日の昼、ランチに誘われた。

お気に入りのワンピースを来て、一緒に素敵なイタリアンでランチをした。

 

研究の話やら趣味の話やら、やはり知識が豊富な人との会話はとても楽しかった。

私は海外が好きだったから、教授の留学時代の話にも興味深々だった。

何よりも、教授と会っている間はあの人のことを忘れられる。

教授との時間は、私の疲れきった心を癒やしてくれた。

 

お互い連絡先を交換して、教授は自分の大学がある県へ帰って行った。

 

ほどなく、メールが来た。

当時、すでにLINEはあって、30歳上のあの人とはLINEでやりとりしていたのだが、その教授とはメールでやりとりした。

そもそも、元学生と教授の立場だし、友達のようにLINE交換も変な話だ。

 

教授のメールには、私のいる県に来ることもたまにあるから、その時は食事しましょう、とあった。

私への好意を感じた。

 

自分で言うのもなんだが、間違いなくおじ様キラーだった私(意識して狙っていたわけではない。もちろん、どちらかというと若い人にモテたかった。)。

 

もれなく、その教授も、50歳(私は当時30歳)。

ただ、前科のない(犯罪者みたいに言うな凝視)クリーンな独身。

とってもおしゃれで、お金持ち(国立大教授だからね)。

車はスポーツタイプのフェラーリ(私は車のことはさっぱりだけど)。

 

30歳上のあの人よりは、有料物件な気がした。

 

メールなので、1日1通くらいのいい感じのテンポでその教授とのやり取りを続けていた。

(今、見返したらかなりの数のメールのやり取りだった。気恥ずかしくて読み直す勇気はなかったけど)

 

しばらくして、私のいる県に仕事で行くから、一緒にご飯食べましょうとお誘いがあった。

 

次回に続きます。