こんにちは。勉強のケアレスミスをなくす家庭学習アドバイザーの中村千春です。
3連休いかがお過ごしですか?
わが家は、息子が受験生なので、昨日は、おうちでのんびり読書しました。
読んだのは、こちらの2冊。
原田隆史さんの「本気の教育でなければ子どもは変わらない」と「大人が変わる生活指導」です。
ネットで、『「どんな子どもでも日本一になれる」ー荒れた公立中学校を本気の指導で立て直し、陸上部を7年間で13回の日本一に』というキャッチコピーを目にして、ぜひ読んでみたい!と、図書館で借りてきました。
タイトルがお堅いのですが、読み始めると、とっても面白い!
文章がとても読みやすくて、内容に惹きつけられ、あっという間に読み終えました。
原田先生は、一言で表すと、熱血体育教師。
その厳しい生活指導は、クラス替えで原田先生のクラスになった女子生徒が、泣き出すほど。
でも、生徒の心が動き、自主的に行動するように変わっていったのは、ルールを守る厳格さだけではなく、生徒への愛情があふれていたからでした。
陸上部の部員が、日本一をとるまでの道のりは、決して平たんではなかったけれど、先生と生徒が気持ちをひとつにして乗り越えていく姿に、涙が出ました。
一生懸命技術を身につけ、筋力トレーニングで体づくりだけでは、全国大会出場はできたものの、日本一は難しい。
日本一の壁を破るため、オリンピック金メダリストの分析をし、最終的にいきついたのは、心づくりだったそうです。
「本気の教育でなければ子どもは変わらない」の第6章には、家庭でできる心づくり指導について書かれてありました。
それは、「20項目やりきり表」です。
誰にでもできること、たとえば、くつをそろえるなどを、毎日継続していく。
家庭内のルールをしっかり守るけじめをつけるのです。
これが、父性なんですね。
原田先生にあふれているのも、父性です。
父性は、お父さんだけが担当するものではありません。
お母さんも、父性と母性のバランスが取れていることが、重要です。
私も、学習指導や子育てに、この父性の割合を増やしたいと思いました。
そこで、まずは私が、この20項目やりきり表を実践してみることにしました。
具体的にどうしたのかは、明日のブログに書きますね。
【家庭学習カウンセラー・中村千春:Study Kanna】
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