映画「Papillon」(1973) | mikinの勉強部屋

mikinの勉強部屋

改装し、現在は映画の記憶倉庫。(これは過去です→日々の学習成果を記していきます。少しずつ、着実に…。)

いろいろなところで言及されていたので、見たいと思っていた古い映画「Papillon」(パピヨン)を最近TVで見る機会を得ました。
この映画、まず和田慎二氏の漫画「スケバン刑事」の中で神恭一郎が昔まったくの暗闇の中に幽閉されていたというエピソードの中で、食べ物がないために、ゴキブリを捕まえて食べるシーンがあり、これが「パピオン」が元ネタだという話を聞いていました。
監督はフランクリン・J・シャフナー。「猿の惑星」や「ブラジルから来た少年」の監督です。
「パピヨン(蝶)」の刺青をしているので、そう呼ばれる男が南米に収監され、脱獄を繰り返す映画です。アンリ・シャリエールという人の伝記小説が原作なので、奇想天外な話ながらも、事実かもと思わせる場面があり、ぞくぞくします。長い映画で2時間半くらいありますが、飽きることなく、見ごたえ十分です。
主役はスティーブ・マックイーン。私は、スティーブ・マックイーンの世代ではないので、この映画で始めて、じっくりとスティーブ・マックイーンを見ました。
また、準主役でダスティン・ホフマンが出ています。若い頃のダスティン・ホフマン、演技がうまいです。
異常な状況で、諦めずに生きることに全力を尽くす、強靭な精神力を持つ主人公。そして、ちょっと軟弱な面を持つダスティン・ホフマンが演じる男。二人とも、ある意味で、はっきりいって狂っています。
いわゆる冒険大作ではありますが、フランスとその植民地の関係など、歴史的にも知らない部分を見せてくれます。一括りでは語れない、一度見てみるべき映画だと思います。
古い映画ですが、退屈せず、大きな物語を堪能できることと思います。