映画「Dancer in the Dark」(ダンサー・イン・ザ・ダーク)は、2000年のカンヌでパルムドールを受賞した作品です。監督は、デンマーク人のラース・フォン・トリアー。彼は、今年のカンヌでヒトラーに対して擁護するような発言をして、カンヌから追放されてしまいました。ヒトラー擁護のような発言は冗談でもこういう場でするべきではないですが、この言論統制のような厳しい処置はいかがなものかと思います。芸術家としてはいろいろなことに思いを馳せるわけで、良い悪いは別にして、そういう自由があることは大切だと思います。
この「Dancer in the Dark」はアイスランド出身の歌手ビョークが主演で、彼女の魅力を大きく引き出しています。セリフが歌になるミュージカル仕立ての映画で、映像もとてもカラフルで、音楽とマッチしていて、感動的な世界を構成しています。
この映画を初めて見た時、ビョークのことなんて知らなかったのですが、その歌唱力に惹かれ、興味を持つようになりました。また映画としてもはっきりとしたテーマを伝えており、ほんとうによく出来た現代的なミュージカル映画です。突然唐突に歌いだし、踊りだす、ちょっとばかばかしいコメディミュージカルとは全然違います。ミュージカルが嫌いな人も一度見てみることをおすすめします。
トレイラーはあまり魅力を伝えているとは言えませんが、一応貼り付けておきます↓。