簿記3級など、簿記の学習を始めたばかりの頃に
習うことが多い理論の一つに、「取引の8要素」が
あります。
簿記検定などに出る可能性は低いのですが、
簿記学習経験者ならば一度は通る道みたいになっていますね。
資産・負債・純資産・収益・費用の勘定5グループにつき、
資産・負債・純資産の増加・減少および収益・費用の発生を
加味して8つの要素としてその組み合わせで、
あらゆる取引を類型化しようという内容なのですね。
これら取引の8要素を柴山式総勘定元帳でくわしく
説明してみました。
初心者の頃に専門学校や市販本などで学んだイメージとは
また違った視点で8要素を学ぶことができます。
世の企業活動を表現する無数の取引も、ほぼ
この8要素の組み合わせで構成されているんだな、
と考えると、おもしろいですよね~。
YouTubeリスナー様から、
11月対策で1級学習中だけど、
6月の試験に力試しとして
受験してもいいと思いますか?
という趣旨のご質問を受けました。
この点について、もしも私しばやまが
同じ立場ならばどうするか、といった
お話を動画の中でさせていただきました。
この方は1月下旬から1級学習を
初めていらっしゃるので、一日平均3時間くらい
勉強していると仮定すると、
6月12日の第161回の前日、6月11日まで
だいたい350時間程度の勉強ができます。
これくらいの学習量で1級の本試験に臨んだ場合、
現実問題としてどれくらいの得点が期待できるか、
という予測も含めて回答していますので、
ご興味がおあり方は、動画を是非ご覧になって
みてくださいね。
4月23日の日経14面(投資情報欄)より、
時事ニュースを題材にした会計知識のレッスンです。
22日にアステラス製薬が発表したところによりますと、
遺伝子薬の開発などに遅れが出ている、ということで、
2022年3月期の決算で減損損失500億円が計上される、
と予想されています。
決算発表は明日27日の予定とのことですので、
この動画を見たあとに決算発表をチェックする、
という楽しみ方もありますね~。
なお、第3四半期(今年の2月)時点での業績予測は、
売上収益1兆3230億円
営業利益 2180億円
税引き前利益2160億円
です。
もしも、そのままストレートに
減損損失を500億円差し引くと、
予測数値は次のように変わります。
売上収益1兆3230億円
営業利益 1680億円
税引き前利益1660億円
あれれ?
営業利益が下がっているぞ~?
柴山先生、それって計算間違いじゃないっすか?
みたいなツッコミが入るかもしれませんね。
しかし、アステラス製薬は
国際会計基準(IFRS)を採用していますので、
じつはここでの減損損失は販売費及び一般管理費に
含まれてしまったりするんですね~。
日本基準の日商簿記1級との違いと考えられます。
日本基準では減損損失は原則として「特別損失」に計上されるので、
営業利益には影響しない、というのが日本ルール。
このあたりの違いを知るだけでも、
なんか会計を勉強したぞ!!!!
っていう気になっていただけたら嬉しいです。
こういったお話も含めて、
動画ではいろいろなお話をしているので、
よかったら見てやってくださいませ。
一日2時間、1ヶ月という短期間で
96点という高得点をって
日商簿記3級に合格した
高校生の方の合格体験記を動画でご紹介しました!