会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】 -62ページ目

会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

【朝4時起きの公認会計士】柴山が、これから会計について学びたい方、簿記検定3級2級1級の合格法に興味がある方、ニュースや会社の決算から会計知識を学びたい方のために、動画やメルマガなどを使って情報提供するブログです。

 

 

決算手続には2種類あり、

ひとつは決算整理手続、

もうひとつは決算振替手続である

というのは、簿記学習の初期に習う

基本的な知識ですね。

 

そして、決算手続の後半に行われる

決算振替仕訳は、

収益・費用の諸勘定を損益勘定に

集約させる損益勘定への振替仕訳と、

損益勘定の貸借差額である純損益を

資本へと振り替える仕訳の前半後半に

分けられます。

 

今回のテーマは、決算振替の後半である

純損益の資本への振替です。

 

いまの日商簿記の出題範囲では、

日商簿記3級でも株式会社を想定しますので、

繰越利益剰余金への振替を想定して学びます。

 

これが以前の3級ですと、

個人事業を前提としていますので、

資本金に純損益を加算する方法をとります。

 

なので、現在の日商簿記検定3級を

学んだ方にとっては、

資本金への純損益の振替は馴染みが薄いのでは

ないかと思います。

 

いっぽうで、令和3年(第71回)の税理士簿記論で

資本金への純損益の振替が問われている箇所もあり、

人によっては完全にノーマークとは行かない状況とも

いえますね。

 

というわけで、教養的な意味も含めて、

今日の動画では資本金への振替を前提とした

個人事業向けの簿記知識について

解説してみました。

 

 

 

 

 

純資産は、資産と負債の差額と定義されます。

 

なんとなくかわいそうな定義になってますが、

本来は主な項目である「資本」という概念は

会計上、ヒジョーに重要な意味を持っていますね。

 

差額概念による純資産の定義は上の通りです。

 

一方、こちらはあまり一般的ではないですが

たとえば連結会計ならば、加算法的に

純資産の意味を表現すると、

株主資本にその他の包括利益や非支配株主持分や

新株予約権などを加えたものが「純資産」となります。

 

純資産の意味は日商簿記3級からでも勉強しますが、

やや本格的になってくるのが2級からです。

 

学習者の一定数は、資産や負債とちがって

純資産の各項目に具体的な姿かたちがないため、

苦手イメージを持っているようです。

 

そこで、今回アップした動画では、

任意積立金の積み立てと配当の支払に関連して、

基本的な純資産項目の変動について一緒に

考える内容にしました。

 

実務でもそれなりに大事なところですので、

会計の基礎知識としてご参考になさってください。