純資産会計の入門知識 ~任意積立金の積み立てと配当の処理~ | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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純資産は、資産と負債の差額と定義されます。

 

なんとなくかわいそうな定義になってますが、

本来は主な項目である「資本」という概念は

会計上、ヒジョーに重要な意味を持っていますね。

 

差額概念による純資産の定義は上の通りです。

 

一方、こちらはあまり一般的ではないですが

たとえば連結会計ならば、加算法的に

純資産の意味を表現すると、

株主資本にその他の包括利益や非支配株主持分や

新株予約権などを加えたものが「純資産」となります。

 

純資産の意味は日商簿記3級からでも勉強しますが、

やや本格的になってくるのが2級からです。

 

学習者の一定数は、資産や負債とちがって

純資産の各項目に具体的な姿かたちがないため、

苦手イメージを持っているようです。

 

そこで、今回アップした動画では、

任意積立金の積み立てと配当の支払に関連して、

基本的な純資産項目の変動について一緒に

考える内容にしました。

 

実務でもそれなりに大事なところですので、

会計の基礎知識としてご参考になさってください。