日商簿記1級の中でも応用的な論点となっている
「逆取得」という特殊ケースの株式交換を
ざっくりと解説してみました。
M&Aの一つの手法として株式交換の基本的な
処理について前の動画で解説いたしましたが、
ある意味「オーナーチェンジ」となるような
かたちの企業結合です。
これ、一見するとかなり面倒な処理に見えるのですが、
マンション投資のオーナーチェンジをイメージして
いただけると、やや強引ですが少しわかりやすいかもしれません。
実際に1級でも出題される可能性がありますが、
ここは正直できなくても致命傷になりません。
とはいえ、まったく心の準備がない状態で
逆取得に出会うと、パニックになってしまうおそれもありますね。
そういったことも踏まえて、
保険の意味も含めてシンプルな事例でサクッと
説明しましたので、細かい話は気にせず、
フワッとイメージをつかむだけでもずいぶんと
苦手イメージが薄らぐと思います。
M&Aにかかわる高度な事業再編のビジネス知識にも
関係するので、簿記1級を受けない方であっても、
もしもご興味がありましたらご覧になってみてくださいね。