第162回の工業簿記は、商業簿記での
収益認識関連イメージが強いこととの
対照で易しめの印象で語られることが
おおいです。
たしかに、論点としては部門別の中でも
補助部門費の配賦を直接配賦法とするなど、
2級レベルの計算内容を含んでおり、
連立方程式法や複数基準配賦法など
1級特有の難解な計算手続がないため、
テーマとしては取り組みやすい部類と言えます。
とはいえ、そこは合格率10%の1級レベル
に見合ったかたちで問題文に工夫が施されて
います。
資料を正しく読んで、全体の計算フローを
しっかりと掴めたかどうかで、点数が
大きく開く形です。
また、計算過程であまり綺麗な並びの数字とは
ならないところがちらほらあるので、途中で
「これで大丈夫かな。。。」とやや不安に
させられた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
今回の動画では、全6問のうちの第1問、
すべてのスタートとなる補助部門費の
製造部門への配賦計算を詳しく取り上げて
解説してみました。
まずはこの計算を間違えないことが、
以降の問題で正解し、目標とする19点以上を
しっかりゲットするための第一歩となるので、
しょっぱなからとても重要ですね!
全体としてはバランスのとれた良問と思いますので、
部門別計算と活動基準原価計算の計算練習として
ぜひぜひこの過去問をご活用なさってみてください。