日商簿記1級の知識がコーポレートガバナンスに役立つ理由 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

【朝4時起きの公認会計士】柴山が、これから会計について学びたい方、簿記検定3級2級1級の合格法に興味がある方、ニュースや会社の決算から会計知識を学びたい方のために、動画やメルマガなどを使って情報提供するブログです。

 

 

今回の動画は、めずらしくコーポレートガバナンスに

関連するお話です。

 

(以下、私見も大いに混じっていますので、ご寛容にお願いします(笑))

 

 

日商簿記1級の知識をよくよく紐解くと、そこで学ぶ

さまざま知識が企業統治(コーポレートガバナンス)に

つながっていることに気づかされます。

 

さいきんの大きな動きとしては、

2015年からはじまったコーポレートガバナンス・コード

があります。

 

背景には、320兆円もの日本企業の

「カネ余り?=資金余剰」があるとも言われていますね~。

 

これらの潤沢なお金がもしも「タンス預金」同然に

眠っていたとしたら。。。

 

これらがもしも5%で有望な事業投資などに運用されたら、

年間16兆円ものリターンが創出できるわけです。

 

所得税・消費税などの税収規模に匹敵する

価値の創造機会を失っている可能性もあるのかな、

なんて思ったり。

 

先日、公認会計士協会と関係のある会計教育研修機構で、

都立大学の松田千恵子先生による興味深いセミナーを

受けました。

 

「全社戦略と事業ポートフォリオマネジメント」という

お題で、先端の上場企業における本社機能のあり方に

ついて学ばせていただきましたら、これがめっちゃ面白い!

(マニアックですね~)

 

この講義であらためて思ったのは、

「本社機能を間接部門とかコストセンターと考えるのはもう古い!」

というパラダイムのシフトです。

 

質問タイムで聞いた話では、

本社機能に投資モニタリング機能が

求められていることから、

投資ファンドなどのスキルを持っている人が

人材として求められているケースもあるとか。

 

本社が総務や経理や事務手続だけをやっている

昔ながらの発想では、日本企業はどんどん

後れを取ってしまうなあ、と危機感すら覚えた次第です。

 

ミスター・タイガースの掛布氏ではないですが、

「攻めの守り」ならぬ「攻めの本社機能」が

少子高齢化で企業成長をしなければならない、

という厳しい命題を抱えた、

日本企業におけるテーマとなるかもしれませんね。

 

そして、全社戦略としての事業ポートフォリオを

自立的にマネジメントできるようになるには、

知識ベースとして、日商簿記1級レベルの

財務会計・管理会計に関する知識はまさに

バッチリ当てはまるほどよい素材なのではないでしょうか。

 

こういう話をしているとき、やはり自分は

公認会計士の発想が根底に有るんだなあ、

とあらためて実感します。

 

これから、1級や会計士を勉強する方には、

ぜひぜひご自身の勉強の意義を再確認する意味でも、

お時間のあるときに本動画をご覧になってみてくださいませ。