税効果会計を苦手にしている人は多いです。
というか、税効果が得意だぜ!という人を
探すほうが難しいかもしれませんね~。
法人税別表五のしくみと留保・流出の概念を
知っていると税効果の理解がしやすいのですが、
資格の性質上、簿記検定の受験生に別表四と別表五を
詳しく勉強させるわけにはいきません。
そこで、多くの場合は、なんちゃって理解で
税効果会計の問題に取り組むことになる、というのが
偽らざる現実だと思います。
税効果会計を難しくしている理由のひとつは、
帳簿外で行われる「税務調整(加算・減算)」が
ピンと来ないことです。
なので、動画の中ではざっくりですが、
別表四的なイメージ図を用いて税務調整過程も
視覚化してみました。
法人税の納税額決定が、かならずしも会計上の
発生主義による収益・費用の計上と整合しない
ところに税効果のめんどくささがあります。
ここをいい意味でさらーっとスルーし、
なんとなく、「損益と税金費用の合理的対応」
みたいな難解な概念については、
「税引き前利益と法人税等の額が
実効税率っぽくなればいいんじゃね?」
くらいのイメージで取り組んだほうが
精神衛生上良さそうですね。
今回は、簿記の試験でもよく取り上げられる
「貸倒引当金の損金不算入部分」を題材に
税効果会計の説明を試みてみました。
簿記検定の受験生だけでなく、
会計の学習過程で税効果にお悩みの方も、
一つのヒントになれば嬉しいです。