【連載】数字が苦手でも会計士になれたユニーク学習法 50-1 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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Lesson-50 公認会計士の受ける報酬



 さきほどは、公認会計士という資格の評価を、「取得原価」という側面から行いました。会計学の理論からすると、もう1つの代表的な評価基準である「時価法」で評価してみたいところなのでしょうが、公認会計士資格のように、ある一定の人だけに与えられる権利・地位のような無形の財産は、他人に譲渡できるものではないので、「流通価格」のようなものは存在しません(あたりまえですね!)。

 そこで、公認会計士が行う業務の内容と、それに対して与えられる報酬について見ていくことで、違った面から「公認会計士の看板」の価値について考えてみましょう。

 公認会計士の主な業務を、とりあえずは会計監査とマネジメント・サー

ビスの2つに分けて考えてみます。

 会計監査といえば、通常は、資本金が5億円以上の大会社(商法)や、証券取引所などに株式を上場しているような株式公開会社(証券取引法)が中心ですが、そのほかにも、学校法人や労働組合など、さまざまな分野に監査業務の範囲が拡大されてきています。

 どのような種類の監査にせよ、一般に、監査契約の期間は1事業年度単位ですから、「年間でいくら」というように監査報酬の額が決まります。

 そして、総資産が何百億円もある一つの大きな会社に、年間を通して何人もの会計士を送り込んで会社の財務内容をチェックするわけですから、それ相当の時間と経費がかかります。したがって、1件の監査契約における報酬の額も、数百万円にのぼることは想像に難くありませんね。



(つづく)