いぜん、「リーダーの条件」というテーマで何度か土曜版のメルマガを
書いたことがあります。
そのときは、とても読者の方からのご感想メールが多かったです。
やはり、職場での人間関係というのは、仕事をするうえで
プラスにもマイナスにもなる、重大関心事なのですね。
そこで、人間関係に関するちょっとしたコツのようなお話を、
久しぶりにしてみたいと思います。
こんな場面を想像してみてください。
〇部下に依頼していた「報告書の作成」が、約束の期日から一日遅れ、
さらに内容をチェックしたところ「参考文献やネット情報の丸写し」が
あちこちに見られたことがあきらかにわかった。
この場合、問題は3点です(3つ目は、ちょっと視点が違いますが)。
1.時間を守れないビジネスマンは、誰からも信用されない。
(もっとも重要かつ基本的・普遍的な成功原則です。)
2.安易に楽をしようとする姿勢。
3.著作権法違反に対する意識の低さ。
☆さて、こんな場面に出会ったら、あなたならどうしますか?
「お前、何だこれは!納期は守らない、丸写しはする。ぜんぜん
ダメじゃないか!給料もらってんだから、ちゃんと仕事しろ!!」
とやってしまう人もいるのではないでしょうか。
その「気持ち(=こみ上げる感情)」はわかります。
たしかに、そのような行動をする「部下の性格」にも、
問題がないとは言いませんが、そこは血の通った人間です。
「感情」的にはおだやかではないでしょう。
ましてや、それが他の従業員の前で公然とされた叱咤の場合、
本人は「恥をかいた」という屈辱的な意識をさらに積み重ねる
ことになります。
もはや、修正すべき「納期を守る」、「文章を自分で考える」
といった行動そのものへと意識を集中する余裕など、残って
いないのではないでしょうか。
ここでよく言われる指導のやり方として、
「相手の人格を責める言い方をしない」
「相手の行動について注意をするようにする」
というのがありますね。
その場合にも、ちょっとした工夫があれば、
ずいぶんと受け止める側の印象が違うと思うんです。
(次の記事につづく)