(答え)(2)3,000円です。
※平均株数…(期首1,000+期末2,000)÷2=1,500株
なぜ期中の平均株式数を分母にするかというと、
利益というのが、そもそも期首から期末にかけて、12ヵ月の
間、少しずつ溜まっていくものであるから、期首に近いところ
では1,000株の発行数に対して利益を稼いでいると考えられる
からです。
利益のぜんぶを期末付近でダアーっと一気に稼げるので
あれば、期末の株数で割ってもいいでしょうが、
1月、2月、3月…11月、12月の順に、月次の決算で、
コツコツ利益を1/12ずつ積み上げていく、と考える方が
自然ですよね。
そんなわけで、期首の株数も反映させた平均株数で
割ってあげるのが、一株あたり当期純利益の計算としては、
実態に近いだろう、という考えなのです。
この一株利益が大きいほど、会社の財務的な評価が高まります。
したがって、一株利益のアップ⇒株価アップに理論上はつながる
ので、経営者としては、一株利益の動向には注意を払う必要が
あるのですね。
ちなみに、[株価÷一株利益」で求められる数値を
PER(price earnings ratio)といいます。
株価収益率と訳されています。
その会社の株が、予想される一株あたり利益の何倍の値段で
売買されているか、をあらわす財務分析指標です。
経験的に申し上げると、最近の低成長下では、おおむね
10~15のあいだにある企業が多いのではないかと思います。
景気のいいときは、これにだいたい5をプラスして、
15~20くらいになります。
株式投資を考える時に、PERを参考にする方も多いので、
重要な財務分析指標の一つと言えます。
柴山政行
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