ある程度ベテランの公認会計士になると、出張は面倒になるようですが、新人の会計士補にとっては、見るものや聞くもの全てが新鮮で、土地の美味いものは食べられるわ、それでいて出張手当は出るわで、いいことずくめでした。
これは後で判明したのですが、監査法人に入所した頃は、健康診断でこれといって問題がなかったのに、入所して3年目くらいから、血液検査の結果、コレステロールや中性脂肪、それに肝機能を表すγ-GTPという数値がやたらと高くなってきました。体重も、65㎏から75㎏まで増え、こりゃあさすがにやばいぞ、と危機感を覚えました(参考までに、現在は入所時に戻っています)。
その原因の一端が、出張でカロリーの高いものを食べまくったことにあることは明白でした。なお悪いことに、私の所属していた監査チームは4人ですが、私を除く3人が50歳代で食事を控えていたため、何かとすぐ「柴山君は若いから、俺たちの分もどんどん食べてよ!」といわれ、私も勢いから「ごっつあんです!」などと調子に乗って残らず平らげていたものです。
入所4年目の頃には、真面目に、「このままでは成人病3大疾患コースまっしぐらではないか」と危機感を覚えていました。
(つづく)