○ 為替手形の振り出し
前回は、「約束手形」という、将来の支払を約束する手形について学習しました。
次に、「為替手形」という、他人に将来の支払を「依頼」する手形について学び
ましょう!
(為替手形のおおまかな記載イメージ)
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為 替 手 形 ?×××
支払日 平成○年9月30日
BB株式会社 殿 :
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¥100,000-
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上記金額を、受取人 C物産 またはその指図人に
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お支払いたします。 ―――――――――――
|引受人
振出日 平成○年7月1日 |
振出人 A商事株式会社 印 | BB株式会社 印
|
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上記の手形例を見てみましょう。
7月1日に、A商事により、為替手形が発行(振り出し)されています。
この為替手形の意味はこうです。
「A商事は、BB社に、C物産への支払を依頼した。」
この場合、BB社は、A商事にとっての得意先(お客さん)であり、事前に
売掛金(ツケ)をもっていることが前提になります。(簿記学習上は、暗黙。)
そして、A商事は、BB社に対して、次のようにお願いするのです。
「BB社さん、お宅に対する売掛金を100,000円分、免除してあげるから、
私の代わりに、C物産へ、9/30に、100,000円の支払をしてくださいな。」
ここで、BB社が、「いいですよ!」と引き受けてくれたならば、
手形用紙の右下の「引受人欄」に署名・押印などをして、手形が成立します。
あえていうなら、「A商事は、BB社から売掛金を回収し、あらためて
C物産にそのお金を支払う手間を省いた」と考えると、わかりやすいです。
(次の記事は、為替手形の振り出しに関する仕訳のやり方です。)