簿記というのは、日々繰り返される企業の取引を「仕訳帳」、「(総勘定)元帳」という2種類の帳簿に記録する手続が基本となります。この帳簿記録をもとに、企業外部の人達に企業の財務状況について報告することになるわけです。
上記のような簿記の手続の特徴を踏まえて、次に簿記の学習プロセスを示してみましょう。
<簿記の学習プロセス>
ステップ1.個別取引の学習
日々の学習において、1つ1つの取引につき、以下の(1)~(3)の手順を踏むと効果的です。
(1) 対象となる「取引」について、十分理解する。
① それがどんな内容の取引か?
② なぜそんな取引があるのか?
③ その結果、企業の財産にどういう影響を与えるのか?
(2) その取引をどのように「仕訳」するのかについて、理解する。
① 仕訳の方法は1つか、あるいは複数あるのか?
② その結果、企業の財産に与える影響はどう表現されているのか?
(3) 「取引」と「仕訳」の方法を理解したら、練習問題を繰り返し解く。
(つづく)