ステップ2.総合問題の学習
ある程度個別取引の学習が進んだら、総合問題に取り組みましょう。
私の経験から、簿記を一気に得意科目にするための特別プロジェクトを、こっそり(?)お教えします。
(1) いろいろな分野から、広く浅く基礎的なレベルの総合問題を10題程度選び、最低4回以上解く。
(2) 4回解いて3回以上満点を取れた問題は卒業とする。
(3) 卒業できなかった問題は、繰り返し解き直す。
(4) その後、2回続けて満点を取れた問題も、順次卒業とする。
(5) 以上を繰り返し、10題全て卒業したら、本プロジェクトは終了!
以上が、「簿記克服大プロジェクト」です。もちろんこれはあくまで特別企画ですが、普段の勉強であっても、「標準レベルの問題を繰り返し解いて、解答手順に習熟する」というスタンスはしっかり持っておきましょう。
本番の試験では、初日の1番初めに当たる科目です。この商業簿記の出来が以降の試験の行方を左右する、といっても過言ではありません。少なくとも、苦手ではないといえる程度には、実力をつけておきたいものです。