【連載】数字が苦手でも会計士になれたユニーク学習法 21-3 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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【朝4時起きの公認会計士】柴山が、これから会計について学びたい方、簿記検定3級2級1級の合格法に興味がある方、ニュースや会社の決算から会計知識を学びたい方のために、動画やメルマガなどを使って情報提供するブログです。

ステップ2.総合問題の学習

 ある程度個別取引の学習が進んだら、総合問題に取り組みましょう。

 私の経験から、簿記を一気に得意科目にするための特別プロジェクトを、こっそり(?)お教えします。



(1) いろいろな分野から、広く浅く基礎的なレベルの総合問題を10題程度選び、最低4回以上解く。

(2) 4回解いて3回以上満点を取れた問題は卒業とする。

(3) 卒業できなかった問題は、繰り返し解き直す。

(4) その後、2回続けて満点を取れた問題も、順次卒業とする。

(5) 以上を繰り返し、10題全て卒業したら、本プロジェクトは終了!

 以上が、「簿記克服大プロジェクト」です。もちろんこれはあくまで特別企画ですが、普段の勉強であっても、「標準レベルの問題を繰り返し解いて、解答手順に習熟する」というスタンスはしっかり持っておきましょう。

 本番の試験では、初日の1番初めに当たる科目です。この商業簿記の出来が以降の試験の行方を左右する、といっても過言ではありません。少なくとも、苦手ではないといえる程度には、実力をつけておきたいものです。