かくして、独学で一番怖い、「重要じゃないところも、すごく重要なところも、全く同じエネルギーと時間をかけて勉強してしまう」という非効率的な現象におちいっていきます。
人は誰でも、単調な作業を長く続けることが苦手ですから、途中で挫折、ということにもなりかねません。
その点、教室には、その教科を一足先に勉強し、合格水準までマスターした講師がいます。彼は、自分の経験から、一度読んだら飛ばしてよい項目を知っていますし、逆に、絶対理解して欲しい最重要項目も熟知しています。つまり、勉強にメリハリを与えることができるのです。
また、みんなが苦手とする、暗記を上手にやるコツとか、全体像の理解の仕方とか、さまざまな学習テクニックを学べることも見逃せません。
さらに、教室で仲間ができれば、いい気分転換にもなりますよね。
このように考えると、「教室が受講生にとってのノウハウの宝庫」であることが、十分理解できるでしょう。
それでは次に、2つ目の意味です。
それは、「講師にとっての」ノウハウの宝庫である、ということです。
私の場合を例に取りますと、ある講義の直前になって、突然、「あ、これはいい教え方かも!」と、新しいアイディアが浮かぶことが良くあります。そんなとき、そのアイディアをさっそく教室で実行してみます。そして、受講生の反応を確かめ、「使える教え方」かどうか、ちょっとした実験をするのです。
もちろん、思いつきが全て上手くいくわけではありませんから、「これはちょっとダメかな」、という結果に終わったこともままあります。
しかし、それが予想以上に良い反応で返ってくると、「これはいけるぜ!」と意を強くし、指導ノウハウとして、しっかり私の頭の中にインプットされます。
実は、今の私が持っている指導ノウハウは、ほとんどが毎回の講義でちょっとした実験を行い、培ってきたものと言えるのです。
やっぱり教室は、講師にとっても「ノウハウの宝庫」なんです。
…柴山の運営サイトはこちら です。