【連載】数字が苦手でも会計士になれたユニーク学習法-12-3 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

【朝4時起きの公認会計士】柴山が、これから会計について学びたい方、簿記検定3級2級1級の合格法に興味がある方、ニュースや会社の決算から会計知識を学びたい方のために、動画やメルマガなどを使って情報提供するブログです。

ご参考までに、日商簿記検定の各級合格までに必要な目安の勉強時間を、私の経験からご紹介しましょう。

3級合格までに必要な勉強時間は、授業時間20時間=インプットと、復習20時間と問題演習20時間=アウトプットで、合計60時間程度以上です。なお、短期集中で効率よく勉強すると、あと10時間~20時間は短縮可能です。逆に、ロスが多いと、10時間~20時間くらい増える可能性もあります。多少の個人差もありますしね。ただ、合計60時間プラスマイナスというのは、3級マスターまでの分量としては、わりと的を射ているのではないでしょうか。


 2級合格を目指す場合、3級合格を前提として、商業簿記のインプット(授業)20時間、工業簿記のインプット20時間、さらにアウトプット(復習+問題演習)が商簿40時間、工簿40時間で、計120時間を見ておくとよいでしょう。要するに、「3級マスターのちょうど2倍の時間」ですね。


 ここまでで、まったくの初心者から簿記2級レベルに到達するまでに、だいたい60+120=180時間くらいの勉強量で、標準的にはいける!ということになります。

 じっくりと、一日1時間勉強するイメージで、だいたい半年です。

 まったくの初心者からはじめて、一日1時間くらいの勉強を半年も続ければ、日本の全企業約300万社のうち、99%を占める一般の中小企業の決算は、若干の実務書の補足程度で、ほぼ独力で組めるレベルになります。

 自力で決算ができる会計レベルは、履歴書にも書けますし、就職・転職に有利です。


 ただ、現実問題としては、ゼロから日商3級までがだいたい1カ月、3級合格から2級までがだいたい2カ月という期間で合格レベルに到達するケースがもっとも標準的な学習プランです。

 おおむね1日2時間(日曜は休み)の学習を3カ月間いっきにやってしまうか、平日は1時間程度で、土曜に7~8時間まとめて勉強して、そのペースを3カ月間だけがんばって維持するか、のどちらかのやり方が多いです。


 平日2時間コースでも、土曜集中コースでも、知識ゼロからいっきに日商2級レベルは、十分可能ですよ。

 ここまでくれば、ちまたの会計本を読むときに、自分なりの意見を持って、さらに深い読み方ができるようになります。

 日商簿記検定の合格証書は、まぎれもない「会計知識の証明」ですから、自信にもなりますしね。


 これまでに何冊も会計本を出してきた立場から申し上げると、「せめて簿記3級はとっておいてもらえると、もっと快適に会計の話ができるんだけどなあ…」と思ってしまいます。

 ぜひ、「安易に会計本に走る前に、じっくり簿記3級、興味が持てたら簿記2級!」までを目指してみてください。ビジネスに対する見方が本当に違ってきますよ。

 次のエピソードでは、日商検定の概要と、公認会計士合格のプロセスとして受けた私の体験談をご紹介しています。公認会計士試験と日商簿記検定試験の相互関係が詳しく述べられていますが、日商簿記2級レベルでも一般企業の会計実務・会計センスのベースは十分マスターしたといえます。公認会計士を最終目標とするかどうかにかかわらず、2級合格は非常にお勧めですよ。



(ご参考)柴山の運営サイト


http://bokikaikei.info