その年の冬、1年目の秋の感覚をやっと取り戻しました。2度目の「必死の勉強」です。
テーマを決めました。「苦手な商法を1週間で全範囲とおすこと」です。
期限は12月25日から翌年の1月3日までとしました。その年は、クリスマスの喧騒も、紅白歌合戦も、新春かくし芸大会も全く気になりませんでした。
その間、1日の平均勉強時間は8~10時間でしたが、大晦日前の30日には、私自身の最高記録、17時間という快挙(?)を達成しました。
しかし、決して真似をしないで下さい。だいたいにおいて、人間の脳みそはデリケートですから、8時間を過ぎたあたりから、能率が落ちます。
17時間勉強をした日も、ほとんど途中からは冷やかし半分の感覚なので、実際は7~8時間分相当の能率しか上がらなかったと思います。
要は、どれだけ集中して勉強したか、ですね。中身が濃ければ、1日2~3時間程度、土日のうちの一日だけ5~6時間くらいの学習で、2年も勉強すれば合格可能圏に行ける可能性が十分あります。
なお、今(2009年の執筆当時)の試験制度は、2段階に試験範囲が分かれていて、それぞれ勉強すればよい範囲がある程度明確なので、絞りやすくなっています。
たとえば、一年目は「5月と12月の年2回ある短答式(広く浅い基礎知識)に特化した勉強で、2回のうちのどちらかに効率よく合格」するような勉強をします。
二年目は、「短答式の合格で2年間は短答を受けなおさなくてよいので、2回チャンスがある。その間に、範囲が絞られて以前より狭くなった8月の論文試験だけに特化して、確実に合格水準に到達する」といった、仕事をしながらでも堅実かつ確実な学習で受かるようなシステムに、移行してきているからです(注:2009年当時の平均的と思われるイメージなので、現在は状況が変わってきてます(柴山))。