「官僚」の本質が垣間見える?~おすすめ図書~ | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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☆「官僚」の本質が垣間見える?~おすすめ図書~


昨日は、日経新聞社の名古屋支社にて、日経セミナーの
講師を務めさせていただきました。

http://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.cgi?ID=2697

セミナー会場には50名強の方がご参加くださいました。

年配の方から20代と思しき方まで、さまざまな方たちに対し、
90分という限られた時間ですが、非常に楽しく講義を
することができましたよ。

このときにおすすめした日経紙面としては、

1.毎週月曜に掲載される「景気指標」欄

2.3カ月に一度掲載される「業界天気図」の二つがあります。

これらは、日々の日経ニュースを読むに際してのベースとなる
データなんですね。

たとえば、7月4日の業界天気図では
◎電子部品・半導体
◎通信
◎ネットサービス
といった業種が好調とされていました。

さらに、7月18日(月)の景気指標では個人消費が回復基調にある
というデータの読み方を解説しました。

これらと合わせて7月13日(水)の一面でパソコンからスマート
フォンへとデジタルライフの主役が転換する、という
アップル社のスティーブ・ジョブズの談話を写真入りで掲載
されていること、さらには7月21日(木)の国際面でアップルが
最高益を出した記事からつながって、同じく21日の投資・
財務面でアップル関連の企業(東芝、村田製作所、ソフトバンクなど)
の株価が上がっている、というように、一連の報道が一つの
連続するストーリーとして見ることの楽しさをお伝えしました。


日経新聞は「その日のその記事だけ」を見ていても、じつは
あまり面白くないのですね。

業界天気図とか景気指標のような一定期間の経済情勢につながる
ベース指標を頭に入れたうえで、各紙面の特徴を理解し、
連続する物語としてあなた自身の感性で話を紡いでいく、という
編集者的な観点の読み方が、日経を長く楽しむコツだと思います。

おかげさまで、このときの講演は好印象で終えることができました。
次回の講演もあるかもしれませんね。

ところで、行き帰りの新幹線の中で、前から気になっていた本を
読みました。


☆官僚の責任 (PHP新書) 古賀 茂明
固定リンク: http://www.amazon.co.jp/dp/4569798055


原発事故に関する政治家と官僚の対応の本質、
そのほか、霞が関がなぜ「人材の墓場」と著者によって断じられて
いるのか、新聞広告で目にしてからいつか読みたいな~と思って
いたわけです。

で、この機会に半分ほどですが、読んでみました。


その印象は、すんごく面白いです!

天下り先の確保がいかに官僚にとって(時として国益よりも)
絶対死守の重要関心事項なのかが、これでもかというくらい
繰り返しいろいろな事例を使って説明されています。

政治家と官僚の位置関係やおたがいの利害の対立状況が
政治はちょっと苦手…という方にもわかりやすく、真に迫る
感じで語られています。

おそらく、著者の古賀さんという方は、非常にまじめな方
難だと思いますよ。

もともと、私もそれほど政治に対して深い知識を持ち合わせて
いるわけではないですが、今の民主党が考える政治主導の
意味の取り違いとか、官僚のあるべき姿など、教養として
有権者が知っておいた方がよい話題が目白押しです。

もしよかったら、夏休みに読む「この夏の一冊」に
加えてみてはいかがでしょうか。



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