10月28日(金)午前2時1分
その時、第一子が生まれた。2,905g。陣痛開始後5時間。分娩室入室後4分。それは看護婦さん3人、医者1人が子供の出産の準備をしようとしていた矢先だったと言う。うち2人はエプロンを懸けたかかけないかのタイミング。栄養を入れる点滴はこれからというところ。看護婦さんの『4分です。』の声が分娩室に響いた。通常は数時間はかかるであろう出来事が高速出産の超安産であったという。
同日午後8時30分
JFK空港出発して19時間経過後、出産当日に自分の子供と言われたその子を抱いた。へその緒がかすかについている。そして、僕にあるものがない。
母子ともに健康であったことが何より。この際子供の顔は気にしない。将来の変身に大いに期待する。