ジョージ・シャンドール先生 no.2 | ハンガリー音楽セミナー(海外講習会/ 短期留学/ヨーロッパ)受講生募集中!

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ハンガリー音楽セミナー(海外ピアノ講習会/短期留学/ヨーロッパ)
7月31日〜8月6日

前回のシャンドール先生の項では、見えにくい写真、
下手なカメラマンにぱっとしないカメラ、申し訳ありません。

下記の写真、これこそが当時の先生のお顔、ダンディで素敵な先生でした。
レッスンが終わり廊下へ出ると、女子生徒さんたちが先生お目当てで
立っていました。それはいつも。
ネクタイやポケットのハンカチも、いつも気遣っていらっしゃいました。
ただ、レッスンを見ていただく身には、先生が素敵とかなんとか・・・そういう
感覚より、毎週のレッスンに必死・・・「先生、素敵?」みたいな感覚でしたね。

私の在学当時ピアノ奏法の本を出版なさいました。
英語では「On Piano Playing」 
後年、日本の出版は「シャンドール ピアノ教本~身体・音・表現」春秋社
   監訳・岡田暁生

岡田暁生氏は多くの優れた著書があります。
シャンドール先生のお言葉がすっと心に入る名訳だと思います。

テクニック的な問題で困っていると、すぐに「ぼくの本を読んだか?」
「あそこにすべて書いてある、なぜ読まない?」と言われるのが苦手で、
あれから何年も経ってみると・・・それも懐かしい思い出です。

少しでも疑問や知らないことに触れると、すぐに小さな手帳をお出しになり、
メモをする、これが習慣のご様子で、手帳はびっしり隙間なく書き込んでありました。
頭が非常に良く、生きることにどこまでも前向き。
理知的で、感情に走らずご自分の立ち位置を考える(ただ、怒りはすぐに沸くご様子)
弟子同士で「先生って落ち込むことあるんだろうか?」と話したものでした。

先生は80歳を超えられてから、バルトークピアノ全曲を再度録音なさり、
そのCDは今も私の愛聴盤です。
リズム感、ダイナミズムがたいへん素晴らしいと思います。
一方で、ベートヴェンやショパンには、先生の個性的な解釈が散見され、
生意気にも議論もしたものでした。 

最後に先生のバルトーク「チーク地方の3つの民謡」を掲載しました。
ハンガリー第二の川、ティサ川周辺に住む漁師たちが
民族フルートで奏でていたメロディが使われています。



シャンドール先生








シャンドール先生のバルトーク「チーク地方の3つの民謡」