中学受験大手4大塾と言われますが


個人的に異質だと感じているのが

日能研です。



サピックスの台頭により

塾生の人数や合格実績といった意味では

勢力は昔より弱まっていますが、


「受験」を征することを最善とするのが

他の3大塾だとしたら、


「教育」という側面からも子供を見ている塾が

日能研


という印象を受けました。



ウェブサイトを見てもわかりますが


低学年向けのクラスと

高学年向けのクラスの内容に

しっかり隔たりがあり、


その理由は、

いわゆる10歳の壁、と言われる

脳科学的な変化に則したもので、



例えば、

文字を知らないからこそ

感じ取ることができる感覚、


仕組みを知らないからこそ

生まれる自由な発想、



こういった子供に備わっている性質を潰さないために


低学年から座学でインプット、という形や

「正解」を導くわけでなく


自由に考えを述べたり考えたりする部分を

重視している傾向が強いため、



受験の延長として考えるのであれば

「緩い」と思う人もいるかもしれませんし、



違う側面から見ればすばらしい部分を

たくさん含んでいると思いました。





通うことはありませんでしたが、


特に低学年関して

我が家の方針と一番マッチしていると感じたのは

日能研でした!



勉強のやり方を振り返るような部分

計画の立て方など



中学受験以降にも長く使えるスキルを指導してくれる

という側面もありますし、



正直なところ

マーケティングが下手で

中堅校志望の子供(家庭)向けと

間違った認識をされてしまっているだけで



脳科学的な視点から見た教育

対話重視、

日本の教育に欠けている

自分の考えを言葉にまとめること、、



最近叫ばれていることばかりですが、


今改めて教育の世界で叫ばれていること、

実はそれを長年やっているのが

日能研です。




ですので、

しっかりポジションをとっていけば

今の時代になおさらフィットして

もっと評価は高くなりそうなのにもったいない


という印象ですが、



正直4大塾は

どこもマーケティングはいまいち。



大手ではないところは

生き残りをかけて独自色を強くしているので、


それらを参考にした方が

少子化の中での生き残りにも繋がる気がします。



何より、

その塾に合う子供たちが入ってくる可能性が高まり

お互いにwinwinになるのではと感じています。



日能研に関して最後に思うことは、

テキストは少しアップデートしてもいいのかも?